「バック」とは？意味と例文が３秒でわかる！

「バック」の意味とは

バックとは、美理容用語で頭部の後ろ側のヘアスタイルのことです。

「バックスタイル」とも呼称されます。

バックスタイルは髪の正面と同じぐらい印象を左右する部分と考えられています。

例えば、ショートの場合、バックの上側にふくらみを持たせることによって、頭頂部から後頭部にかけて直線的になる絶壁をカバーし、のっぺりとした印象を取り除けます。

一方、ボブの場合は襟足にパーマをかけてボリュームを出すと、ポップで明るいイメージを作り出せたりします。

ロングヘアにおける「バック」の種類

バックのヘアスタイルによって顕著に印象が変わる例として「ロングヘア」を挙げることできます。

ロングヘアのバックは、主に以下3種類に大別されます。

・真っ直ぐなライン
・Ｖ字ライン
・Ｕ字ライン

それぞれの印象・効果やメリット＆デメリットについて説明します。

真っ直ぐなライン

毛先のラインが真っ直ぐに揃ったロングヘアは、直線が強調されるため綺麗でクールな印象を与えます。

また、毛先がまとまりやすいのもメリットの一つです。

一方、全体のシルエットによって少し太っているように見えるため、気になる人には推奨されません。

毎日ドライヤーやヘアアイロンで整える必要があり、手入れを怠ってしまうとルーズな性格を指摘されてしまう恐れもあります。

V字ライン

毛先のラインをV字にすると、髪のクビレやお尻の部分が際立って見えます。

一方、髪の毛が長ければ長いほどお尻の部分は小さく見えます。

また、髪質によって毛先が不揃いになりやすく、手入れも大変です。

毛先を削ぐことで馴染みやすくなりますが、髪質に合った削ぎ方を施さないと、不規則にハネてしまいます。

U字ライン

U字ラインは最も人気のあるロングヘアの毛先のラインです。

髪のくびれも綺麗な曲線を描き、またお尻の部分も小さく見えます。

レイヤーカットやパーマなど様々なアレンジに合い、また毛先もまとまりやすいです。

デメリットはほとんどありませんが、個性を演出しにくく無難な印象を与えます。

セクションにおける「バック」とその他の部位

セクションとはカットやパーマ、カラーを施す際に、頭部を部分的に分ける考え方のことです。

セクションにおける後頭部の区分をバックと言います。

他にもセクションの主な区分としてバング（前髪）、フロント（前方）、サイド（側面）、ネープ（襟足）があります。

フロント、サイド、ネープに囲まれている箇所がバックにあたり、ヘアスタイルの後方のボリューム調整にとって重要な部分です。

ただし、これらの区分の名称は様々な呼び方があり、一概には言えません。

例えば、バックに相当する箇所を「オキシビタル」と呼称する場合もあります。

また、どの部分に各パーツの境界線を引くべきか、どのぐらい細かく区分すべきか…はヘアスタイルや美容室の解釈によって異なります。

「バック」の例文・用例

バック

バックを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●バックの上側にボリュームを持たせて絶壁を解消した。
●バックはストレートのU字ラインにする。

SNSでの「バック」の使われ方

「バック」の類義語

バックの類義語はありませんでした。

「バック」の対義語・反意語

バックの対義語は、「バング」「フロント」です。

バングとは、前髪のことです。

フロントは、セクションにおける頭部の前方部分のことです。

カタカナ語,ヘアケア用語

Posted by 杏奈琴湖