「ブルゴーニュ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ブルゴーニュ」の意味とは
ブルゴーニュとは、フランス北東部にある、世界的に有名なワインの産地の名称です。
「ブルゴーニュ」の特徴
フランスの北東部に位置するブルゴーニュ地方は、4世紀の頃には同じく世界的に有名なフランスの「ボルドー地方」と一緒にワインの銘醸地として知られるようになりました。
ボルドーワインが「ワインの女王」と呼ばれるのに対し、ブルゴーニュワインは「ワインの王様」と呼ばれています。
ブルゴーニュが世界的な銘醸地として発展していった背景には、11世紀頃、ブルゴーニュ地方に多くあった修道院の修道士たちがブドウ栽培やワインの醸造について研究していたことが大きく影響しています。
彼らは畑ごとにブドウの出来が違うこと、それによってワインの味が変わることに気がつき、それによってワインの品質にはブドウをとりまく地形や気候条件が大きく関わるということが共通認識になっていきました。このようなブドウをとりまく環境のことを「テロワール」と呼びます。
ワインにとって出来のいいブドウがとれる畑は石垣などで区切られて差別化されました。そのような区画を「クリマ」と呼びます。
ブルゴーニュ地方は「黄金丘陵(コート・ドール)」と呼ばれる丘陵地帯が南北に伸びているため、少し離れただけで土地ごとに日照や気温に差がでてきます。
また、地層の重なり方も少しずつ変わってくるため、区画ごとにブドウの個性が変化するのが特徴です。
「ブルゴーニュ」のワイン
ブルゴーニュのワインは、原則的には1種類のブドウを使ってワインを製造します。
赤ワインは「ピノ・ノワール」を、白ワインは「シャルドネ」を使うのが代表的です。
また、上述の「クリマ」ごとに格付けがされるのが特徴です。上から
- グラン・クリュ(特級畑)
- プルミエ・クリュ(一級畑)
- コミュナル(村名クラス)
- レジョナル(地方名クラス)
とされています。「グラン・クリュ」では高級ワインである「ロマネ・コンティ」などが世界的に有名です。
また日本では、毎年11月の第三木曜日に解禁される「ボージョレー・ヌーヴォー」が定番となっていますが、こちらもブルゴーニュワインの一種です。
「ブルゴーニュ」の例文・用例
ブルゴーニュを使った例文・用例を紹介します。
●ボルドーもいいけどブルゴーニュも美味しいよね。
●ブルゴーニュの郷土料理としてはエスカルゴも有名みたいだよ。
SNSでの「ブルゴーニュ」の使われ方
ボジョレーヌーヴォーは今年の葡萄の出来を見て2年後くらいに出てくるブルゴーニュの出来を予想するオタクの会らしいので、オタクは参加します
— ??? (@zweitasting) November 18, 2020
今日は3日掛かったブブ・ブルギニョン(牛肉のブルゴーニュ風)?
見た目の割に以外とアッサリ?
激ウマです?
ワインは当然ブルゴーニュ?
オート・コート・ド・ニュイ2017
フルーティーだけど程よいタンニンでガブガブ飲めます?#Twitter晩酌部#おうちフレンチ#ワインpic.twitter.com/BYZIIfo1BI— *☽:゚むに える (@muniel_kun) November 20, 2020
「ブルゴーニュ」の類義語
ブルゴーニュの類義語はありませんでした。
「ブルゴーニュ」の対義語・反意語
ブルゴーニュの対義語は。・反意語はありませんでした。