「チョップカット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「チョップカット」の意味とは
チョップカットとは、引き出した毛先に対して、垂直方向からやや斜めにハサミを入れるヘアカットのことです。
英語で「チョップ(chop)」は「細かく切る(刻む)」という意味を持ちます。
チョップカットはあくまでヘアカットの一種であり、ヘアスタイルの名称ではありません。
水平にカットするブラントカットとは異なり、毛先に長短(ギザギザ)がつくため、軽やかで動きのあるヘアスタイルに仕上がります。
また、傷んでいる毛先だけをカットしたい場合にも有効です。
ただし、チョップカットは毛先を軽くするのと同時に短くしてしまうため、髪の長さをキープしたい人には向きません。
チョップカットは「レイヤーチョップカット」と「グラデーションチョップカット」の2種類に大別されます。
レイヤーチョップカットの場合、毛先が露出するためツヤが無くなり、その分だけ軽やかな印象になります。
一方、グラデーションチョップカットは、毛先が下方でまとまるため、ツヤを維持することが可能です。
このように、チョップカットは様々なヘアスタイルに応用が効きます。
「チョップカット」のメリット&デメリット
チョップカットのメリットとデメリットについて説明します。
「チョップカット」のメリット&効果
チョップカットのメリット&効果は、髪に「軽やかさ」や「柔らかさ」を与えることができる点です。
チョップカットを深めに入れてより軽めに、逆に浅めに入れて重めに…といった具合に微調整も可能です。
また、まとまりにくい癖毛にチョップカットを入れることによってスタイリングしやすくなる効果もあります。
「チョップカット」のデメリット&注意点
チョップカットは、入れ過ぎてしまうと髪の毛がどんどん短くなってしまうため、長さを保ちたい人は注意を払う必要があります。
美容室ではチョップカットで髪の毛が短くなることを想定して、ベースカットを行うのが一般的です。
「チョップカット」の手順
チョップカットの基本的な手順を説明します。
まず、チョップカットを入れるタイミングとして、以下3パターンがあります。
・ベースカット時
・ベースカット後
・最後の微調整
また、ヘアスタイルによってチョップカットを「浅め」に入れたり、あるいは「深め」に入れたりします。
浅めにチョップカットを入れる場合、まずコームを髪の内側から入れて、垂直方向からやや斜めに引き切りしていきます。
指で挟む場合は毛束を引っ張り過ぎないように気を付けましょう。
一方、深めのチョップカットでは、浅めよりも高い位置にコームを入れてリズミカルにカットしていきます。
深めに入れると、毛量の多い髪でもより軽やかな印象になります。
浅めの場合はブラントカットよりも柔らかく、深めのチョップカットよりも重くなります。
「チョップカット」の例文・用例
チョップカットを使った例文・用例を紹介します。
●チョップカットで前髪に動きを出してみた。
●全体的に重くなりがちなのでチョップカットで軽くしてもらった。
SNSでの「チョップカット」の使われ方
今日の成果
ショートヘアのアイロン
センターパートのリバースアイロン
バブルマッシュの練習
4cmの縦スライスのセイムレイヤー
ピッチカットとエフェクトカットも練習したい
長い髪もアイロンやりたいなぁ
明日は深めのチョップカットの幅、深さを変える練習をしよう#今日の成果pic.twitter.com/LixXNdl9jW— yunomichi (@yunomichi2) May 16, 2021
襟足長めのショートヘアはトレンドですが、軽すぎるとプロレスラーみたいに、重すぎると野暮ったくなります。
僕はそこに味付けをします。
重いベースでカットしたら、
思いっきりレイヤーを入れます。
出来るだけ重たく、でも軽さも出すんです。毛先はチョップカットで馴染ませていく。
可愛い? pic.twitter.com/Hc46chbXue— CERISIER7 美容師 小島章平 (@CERISIER71) May 18, 2019
「チョップカット」の類義語
チョップカットの類義語はありませんでした。
「チョップカット」の対義語・反意語
チョップカットの対義語は、「ブラントカット」です。
ブラントカットとは、髪の毛の方向に対して真横にハサミを入れるヘアカットのことです。
チョップカットのようなギザギザした毛先ではなく、直線的なカットラインに仕上がるのが特徴です。