「ドリップ」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2022-12-11

「ドリップ」の意味とは

ドリップとは、冷凍した食品を解凍する時に、食品の内部から出る水分という意味です。

「ドリップ」の語源

ドリップは、英語の「drip（落ちる・滴る）」が語源です。

「ドリップ」はなぜ出るのか

野菜や果物を冷凍すると、氷結晶により細胞膜が破損して、食品の水分がドリップとして流れ出ます。
ドリップには、ビタミンCなどの栄養素も含まれているので、栄養成分が失われることにつながるのです。
ドリップを起こした野菜や果物は張りがなくなり、食感も見た目も劣化します。
肉や魚は、冷凍・解凍時にたんぱく質が変性し、うまみや水分、栄養素がドリップとして流れ出ます。
ドリップを起こした肉や魚は、食感が悪くうまみもありません。

「ドリップ」を防ぐには

食品を時間をかけて冷凍すると、最初にできた氷の核に小さな氷や水分が集まり、氷結晶は大きくなります。
ドリップを起こさないためには、細胞膜を破るこの氷結晶を大きくしないこと「急速冷凍」が重要です。
急スピードで冷凍することで氷の結晶を小さくし、細胞の破損を防ぎます。
また、解凍時には、完全に回答するよりも半解凍くらいで調理した方が、食品の栄養やうまみ、水分が保たれます。

「ドリップ」の他の意味

ドリップには他にも、コーヒーの粉にお湯を注ぎ、抽出することを指します。

「ドリップ」の例文・用例

ドリップを使った例文・用例を紹介します。

SNSでの「ドリップ」の使われ方

?3倍美味しくなる?
【寿司屋の冷凍まぐろ解凍の方法】

マグロ表面を水洗いし、
40度の湯に5%の塩を入れ、
半解凍するまで約10分→サッと水洗いし水分をふき取る。

色鮮やかでドリップ（旨味）が逃げ出さないマグロになります。 pic.twitter.com/LR7vap9lBr

— 崎陽丸司厨長 （きよーまる） (@funanoriitamae) January 4, 2022

【飲食店がやってる裏技】
冷凍の肉や魚の生物を解凍するときは、空気を抜いた袋のまま冷えた水の中に入れた方がドリップもせず早く解凍出来ます
空気より水のうぼが熱伝導率が20倍良いためです。
更に室温より温度も低いのでお肉やマグロなども鮮度を保ったまま解凍出来るんです
氷を入れても良いです pic.twitter.com/QGy6GXhc8g

— 麦ライス@シェフ/料理家 (@HG7654321) May 26, 2020

「ドリップ」の類義語

ドリップの類義語はありませんでした。

「ドリップ」の対義語・反意語

ドリップの対義語・反意語はありませんでした。