「エストロゲン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「エストロゲン」の意味とは

エストロゲンとは、女性らしさをつくるホルモンです。丸みを帯びた体つきをつくったり、肌を美しくしたり、子宮内膜を厚くしたりする働きがあります。

エストロゲンは卵子を包んでいる卵胞から分泌されます。成長とともに分泌量が増え、生殖器官を発育、維持させます。毎月の変動を繰り返しながら20代でピークを迎える分泌量は、45~55歳の更年期になると急激に減ります。

エストロゲンは妊娠の準備のためのホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)と共に、約1ヶ月周期の心身の変化に影響を与えています。エストロゲンが増えていく卵胞期は心身ともに好調ですが、排卵した後エストロゲンが減り、プロゲステロンが増える黄体期は不調になりがちです。エストロゲンとプロゲステロンの分泌が共に下がりきると、次の月経が始まります。このようにして、正常なホルモン分泌リズムが刻まれます。

「エストロゲン」の語源

エストロゲン(estrogen)は英語ですが、その語源は、ギリシャ語のest(発情、性的な欲望)とgen(呼び起こす、引き起こす)を合わせたものです。つまり「性的な欲望を引き起こす物質」であることからこのように命名されました。

「エストロゲン」の例文・用例

エストロゲン

エストロゲンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●不規則な生活でエストロゲンの分泌リズムが狂っているみたい。
●更年期でエストロゲンが減ると、物忘れが激しくなるんだって。

SNSでの「エストロゲン」の使われ方

「エストロゲン」の類義語

エストロゲンの類義語は、卵胞ホルモンです。意味はエストロゲンと同じです。

「エストロゲン」の対義語・反意語

エストロゲンの対義語・反意語はありませんでした。