「フォルティッシモ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フォルティッシモ」の意味とは
フォルティッシモとは、非常に強くという意味の演奏記号です。「フォルティシモ」とも表記します。また、譜面上では「ff」と書かれます。
「フォルティッシモ」の語源
フォルティッシモはイタリア語で「fortissimo」と表記します。
これは「強い」という意味の「forte(フォルテ)」という単語に、その意味をより強調する接尾辞である「-issimo」が付加した言葉です。
「フォルテ(f)」は演奏記号としても「強く」という意味で使われています。そのフォルテよりもさらに強く、というのがこの「フォルティッシモ」です。
「フォルティッシモ」の特徴
フォルティッシモは、演奏記号の中で「強弱記号」に分類されます
音符の表現においては、その音の高さ、長さ、音色の他に「強さ」があります。音の強さや弱さで音楽表現をすることを「強弱法」や「ダイナミクス」と言い、フォルティッシモはその「強さ」を強調するための記号のひとつです。
強弱記号の中には、「弱く」という意味の「ピアノ(p)」や、フォルティッシモよりさらに強く演奏する「フォルティッシッシモ(fff)」といった記号があります。
「フォルティッシモ」の例文・用例
フォルティッシモを使った例文・用例を紹介します。
●ここの音はフォルテじゃなくてフォルティッシモで行こう。
●もっとフォルティッシモの演奏を強調してください。
SNSでの「フォルティッシモ」の使われ方
ピアニッシモからフォルテシモ、クレッシェンド、ディミヌエンド等、音楽には様々な強弱の表現方法があり、当然音色も変化する。
それらを表現するにあたり、イメージ通りに演奏するための技術的要素の1つが「ピッキングの強さ」だから。テクニックは手段であって目的ではない。
— 山本安男 (@Jens_Inferno) March 7, 2021
単に楽器を器用に操ることが目的ではないし、それのみでは意味がありませんが、管楽器演奏の技術で最も難しいのはピアニシモだと思います。消え入るような究極のピアニシモを美しく奏でることができること、そしてそこからフォルティシモまで自由に柔軟に行き来ができれば、かなりのものだと思います。
— 福見吉朗 (@fukurou293) February 19, 2020
「フォルティッシモ」の類義語
フォルティッシモの類義語はありませんでした。
「フォルティッシモ」の対義語・反意語
フォルティッシモの対義語は、「ピアニッシモ」です。
「pp」と表記し、「非常に弱く」という意味で用いられます。