「イノセント」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-13

「イノセント」の意味

イノセントとは、罪のないようす、汚れを知らないさま、清らかなさまを意味する言葉です。

「イノセント」の語源

イノセントの語源は、英語「innocent」です。

「innocent」とは、無実の、潔白な、無害の、危険を及ぼさない率直な、純真な、無邪気なさまなどを意味する形容詞です。

イノセントは元々、ラテン語を語源としています。

「nocent」は、ラテン語の「nocere」を由来としており、「傷つける」「害がある」という意味です。そこに否定を意味する接頭語「in」がついて、「無害」という意味が成り立ちました。

ちなみに、イノセントの名詞形が「イノセンス」です。英語で「innocence」と表記します。

「innocence」とは、無罪、無邪気、無垢という意味です。

「イノセント」の特徴

イノセントには、爽やかと感じられる雰囲気、ギラギラしておらず、子供のような無邪気さが見える、そんなニュアンスがあります。つまり、良い意味での使い方が一般的です。

イノセントは、ドラマやゲームのタイトル、映画や曲名としても使われます。

また、イノセントはファッション用語としても使われます。「イノセントな柄」といえば、天真爛漫で楽しい象形柄のことです。

例えば、動植物、人物、風景、おもちゃ等の柄が該当します。

「イノセント」使用上の注意

日本語のイノセントと、英語の innocent ではニュアンスに違いがあります。

「innocent」には、世間知らずな、うぶな、だまされやすい、無知な、にぶい、欠けている、不足しているなどの意味もあります。

日本語のポジティブなイメージに対して、英語ではどちらかといえばネガティブなイメージの単語になります。ネイティブに対して使用するときは、注意しましょう。

「イノセント」の例文・用例

イノセントを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

イノセントな幼女に癒された。可愛すぎる。
イノセントな愛を持って君を大切にする。

SNSでの「イノセント」の使われ方

「イノセント」の類義語

イノセントの類義語は、「ピュア」、「シンプル」、「天真爛漫」です。

「ピュア」とは、まじりけのないさま、純粋、けがれがないさまを表現する言葉です。その語源は英語の「Pure」になります。

「シンプル」とは、単純なさま。また、飾り気やむだなところがなく、簡素なさまを表現する言葉です。

シンプルも、お人好しの、つまらない、無知な、卑しいなどのネガティブな意味をあわせ持つ言葉です。使い方に注意しましょう。

「天真爛漫」とは、飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま、生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさまを表現する言葉です。

「イノセント」の対義語・反対語

イノセントの対義語・反対語は「ギルティー」です。

「ギルティー」とは、罪があるようす、罪の意識がある、やましい、罪を犯すという意味の言葉です。その語源は英語の「guilty」になります。