「JRA」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-10-11

「JRA」の意味とは

JRAとは、日本の競馬を円滑に運営するための特殊法人である日本中央競馬会の略称です。

「JRA」の語源

JRAは「Japan Racing Association」の頭文字をとってつけられた略称です。
「Association」とは「協会」という意味で、またこの場合の「Racing」は競馬レースのことを指します。
元々は「Nippon Chuo Keiba-kai」の頭文字である「NCK」という略称が採用されていましたが、1987年から「JRA」に変更されました。

「JRA」の概要

JRAは、農林水産大臣の監督下にある特殊法人です。
「競馬の健全な発展と畜産の振興に貢献する」というのが設立の趣旨であり、競馬法と日本中央競馬会法に則って運営されています。

競馬レースの開催と公正確保、騎手や厩務員(きゅうむいん)の養成、馬の改良や研究、日本の馬文化の発展への貢献などがその主な役割となっています。
そのため競馬だけでなく、馬事公苑(東京都世田谷区)という公共施設の運営なども担っています。馬事公苑は2021年開催の東京オリンピックでの馬術競技会場にもなっています。

「JRA」が開催するレース

JRAは東京競馬場などに代表される全国10ヶ所の競馬場やトレーニングセンターなどの施設を所有・運営しています。
JRAが開催するレースは「中央競馬」と呼ばれ、年間を通して36回のレースが開催されます。土曜日・日曜日・祝日の月曜日がその開催日程となっており、ニュースなどでよく目にする「G1レース」などの大きなレースは、中央競馬のレースのひとつとなっています。

「JRA」の例文・用例

JRA

JRAを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

JRAは広報にも力を入れてるよね。
●この生産牧場はJRAの施設なんですよ。

SNSでの「JRA」の使われ方

「JRA」の類義語

JRAの類義語は、「日本中央競馬会」「中央競馬」です。
「日本中央競馬会」はJRAの正式名称です。また、「中央競馬」はJRAが主催する競馬レースのことを指します。

「JRA」の対義語・反意語

JRAの対義語は、「NAR」です。
「National Association of Racing」の略称で、正式名称は「地方競馬全国協会」です。
競馬レースには「中央競馬」と「地方競馬」があり、地方競馬とは地方公共団体が主催するレースのことです。
日本にはJRAの保有する競馬場以外にも競馬場があり、その施設が所在する自治体がレースを開催します。これを「地方競馬」と呼び、地方競馬を主催するそれぞれの組織の連携を図るのが「NAR(地方競馬全国協会)」となっています。