「マトン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-01-18

「マトン」の意味とは

マトンとは、生後2年以上~7年程度の羊の肉のことです。

「マトン」の特徴

羊肉を「マトン」と定義するには年齢以外にも①永久歯が2本以上生えていること②メスまたは去勢されたオスの肉であるということが条件とされています。

よく混同される「ラム」は生後1年未満の仔羊肉で、永久歯が生えていません。
味にはそれほどクセはなく、食べやすい柔らかさが特徴です。

一方、マトンには羊肉特有のにおいがあります。仔羊よりも身が引き締まっているため歯ごたえがあり、身はラムよりも赤みがかっています。

「マトン」に含まれる栄養素

マトンはその栄養素から、ダイエットや美容に非常に良い食材だとされています。
牛肉と比べると低脂肪で、筋肉を作るのに欠かせないタンパク質がより多く含まれています。

鉄分や亜鉛、脂肪や糖質の代謝を助けるビタミンB群なども豊富に含まれており、中でも注目されているのは「Lカルニチン」というアミノ酸です。
「Lカルニチン」は、脂肪を燃焼させ効率よくエネルギーへと変換する働きがあるため、肥満や生活習慣病を予防したい人がマトンを使った食事を取り入れる大きな理由となっています。

「マトン」を使った料理

マトンは独特の風味があるため、食べ慣れていない場合はスパイスや濃いめのタレに漬けて調理することが多いです。
日本では「ジンギスカン」が代表的なマトンを使った料理で、専用の鍋で野菜と一緒に焼いて食べます。
また、本格的なインドカレーを提供するお店などでは、マトンカレーもよく食べられています。

「マトン」の例文・用例

マトンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●串にさしたマトンをスパイスにつけて食べたら、初めてでもそんなにクセなく食べられたよ。
マトンはフライにしても美味しいらしいね。

SNSでの「マトン」の使われ方

「マトン」の類義語

マトンの類義語は、「ラム」「ホゲット」です。
ラムは生後1年未満の仔羊肉で、ホゲットはラムとマトンの中間である生後1年以上2年未満の羊肉の呼称です。

「マトン」の対義語・反意語

マトンの対義語・反意語はありませんでした。