「ロコモ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ロコモ」の意味とは
ロコモとは、運動器の障害によって移動する能力が低下した状態という意味です。正式名称は「ロコモティブシンドローム」です。
「ロコモ」の由来
ロコモは、「運動性の~」という意味をもつ「ロコモティブ」という言葉に、「症候群」という意味の「シンドローム」をつなげて出来た言葉「ロコモティブシンドローム」の略称です。
高齢化が進む中、2007年に日本整形外科学会が提唱した概念となります。
「ロコモ」の概要
立ち座りをしたり歩いたりといった、身体を動かすための骨、関節、筋肉、神経などの組織や器官のことを「運動器」といいます。
この運動器の機能が加齢や疾患などの理由で衰え、移動するための身体能力が低下した状態のことを「ロコモ」と呼んでいます。
ロコモは転倒や骨折などの原因にもなり、要介護や寝たきりに繋がる危険が高いとされています。
「ロコモ」の原因
ロコモの代表的な原因としては、加齢や運動不足による筋力やバランスの低下が挙げられます。
また、以下の疾患が原因となることも多いです。
- 変形性ひざ関節症(特に多い疾患)
- 骨粗鬆症
- 脊柱管狭窄症
- 関節リウマチ
- 椎間板ヘルニア
「ロコモ」の重要性
日本のような高齢化社会において、高齢者の健康寿命を延ばすことは大切な課題です。
ロコモは介護のきっかけの3割以上を占めるトップの要因となるため、ロコモを早期発見し、予防や対処をすることは健康寿命にとっても非常に重要となります。
ロコモを予防するためには、特に下肢の筋力を維持する=足腰を鍛えることが効果的です。
そのためにはウォーキングやスクワットといった運動習慣や、「ロコトレ」や「ロコモ体操」として日本整形外科学会などが紹介している簡単なトレーニングを行う習慣をつけることが推奨されています。
「ロコモ」の例文・用例
ロコモを使った例文・用例を紹介します。
●将来ロコモにならないように、毎日スクワットしてるんだ。
●ロコモは寝たきりの原因にもなるので、早めに予防することが大切ですよ。
SNSでの「ロコモ」の使われ方
久しぶりにリングフィットやった。
やるときは必ず消費カロリー30kcalを超えるようにプレイしてる。
全然やわな目標だけど、別にいいの。
ロコモのためにやってるから、細く長くできればいいのよ。— ねむりねこS (@nemurineko8) October 18, 2021
【ロコモティブシンドロームの予防】
ロコモの予防として、片脚立位が推奨されています
左右それぞれ1分間を1セットとし、1日3セット行う
転倒予防として、必ず捕まるものがある場所で行うこと?♂️#今日の学び
— よーしょー@多汗症セラピスト (@yosyo0331) September 25, 2021
「ロコモ」の類義語
ロコモの類義語は、「運動器症候群」です。
こちらはロコモの和名で、同義で使われています。
「ロコモ」の対義語・反意語
ロコモの対義語・反意語はありませんでした。