「セクシュアリティ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「セクシュアリティ」の意味とは
セクシュアリティとは、人間の性の経験について、すべてを指している言葉です。
これと言った定義があるわけではないため、広く捉えるべき言葉と言えるでしょう。
「人間の性のあり方」といった意味に考えるとわかりやすいかもしれません。
「セクシュアリティ」を決定する要素
セクシュアリティは、大きく以下の4つに分けられます。
身体的性
「身体的性」とは、からだの性、生物学的な性と言われる要素です。
生まれた時に割り当てられ、「女性」「男性」「不明」の3種類に分類されます。
なお、出生届では「男性」もしくは「女性」のどちらかを選択することとなります。
性自認
「性自認」とは、こころの性、性同一性と言われる要素です。
自らの性ををどのように考えているのかを示す要素であり、「男性」「女性」「今はわからない」「模索している」など、考え方は多様です。
割り当てられたからだの性とは異なるとも考えられています。
性的指向
「性的指向」とは、どの性に対して恋愛・性的感情を感じるかの要素です。
女性だけ、男性だけ、またはその両方という方もいる一方、逆にどの性に対しても恋愛感情を感じない方もいます。
性表現
「性表現」とは、自分自身をがどのような性に見せたいかの要素で、「性役割」とも言われています。
性別ごとに期待されやすい役割や行動に関連するとも考えられています。
セクシュアリティの種類
セクシュアリティを考えるには、「LGBT」を抜いては語れません。
LGBTは、「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシュアル」「トランスジェンダー」の頭文字を取って作られら言葉で、セクシュアルマイノリティの総称としても使われます。
レズビアンとは、性自認、性的思考がともに女性のセクシュアリティです。
ゲイは、性自認、性的思考がともに男性のセクシュアリティです。
バイセクシュアルは、性的指向が女性・男性の両方に向かうセクシュアリティです。
トランスジェンダーは、身体的性と性自認が一致せず、そのことに違和感を感じるセクシュアリティです。
他にも、性的指向に相手の性が関係しない「パンセクシャル」、どの性にも思考が向いていない「アセクシュアル 」、自分の性自認が定まらない「クエスチョニング」などのセクシャリティが存在します。
セクシュアリティは多様であることを知ろう
人間は多様で、様々な考え方を持っています。
偏見を取り払い、今一度セクシュアリティについて考え、自分の性とも向き合って考えることが大切です。
「セクシュアリティ」の例文・用例
セクシュアリティを使った例文・用例を紹介します。
●あなたの周りに、セクシュアリティについて相談できる人はいますか?
●セクシュアリティに関し、悩みを持っている人は多いものです。
SNSでの「セクシュアリティ」の使われ方
副反応で寝込みながら、中山咲月のフォトエッセイ『無性愛』をめくる。『ベニスに死す』、ポール・ニザン、田山花袋などの作品イメージを縦横無尽に重ねて織りなす、ひとりの人間のセクシュアリティとアイデンティティの軌跡。
“なりたい自分より、
なれた自分で生きていく。" pic.twitter.com/gy9ANXoOeF— エリザベト怜美 (@_elizabeth_remi) October 1, 2021
いろいろなセクシュアリティ&ジェンダー – 俺の嫁ちゃん、元男子。 #LGBTQ#LGBThttps://t.co/Xuui4b67vIpic.twitter.com/9z12j3o8W5
— ちぃ(嫁ちゃん)@花嫁は元男子。 (@chii_gid_mtf) September 30, 2021
「セクシュアリティ」の類義語
セクシュアリティの類義語はありませんでした。
「セクシュアリティ」の対義語・反意語
セクシュアリティの対義語・反意語はありませんでした。