「セラミド」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「セラミド」の意味とは
セラミドとは、動物や人の体内で作られる脂肪の一種です。
皮膚の保湿や柔軟性を維持する働きがあるとされ、化粧品などに使用されています。また、ある種の細胞を死滅させる働きがあるとされ、がん治療の分野でも注目されています。
肌の潤いを保つ保湿成分には、皮脂膜、天然保湿因子、細胞間脂質の3つがありますが、中でも特に重要なのは細胞間脂質で、セラミドはその50%以上の組成を占めています。
細胞間脂質とは、皮膚の最も外側にある表皮を構成する角層細胞の間にある脂質のことで、セラミドを中心とした脂質が水分を挟み込んで、何層にも重なっています。セラミドは角質細胞の潤いを保つための重要な成分です。
セラミドは、古い皮膚が剥がれ落ち、新しい皮膚へと入れ替わる過程で細胞間脂質の中に放出されることで生成されます。皮膚の新陳代謝のサイクルは加齢と共に長くなるため、新陳代謝の回数が減ってしまいます。それに伴い、生成されるセラミドも減少し、50代では20代の約半分にまで減少してしまうといわれています。セラミドが不足した細胞間脂質はスカスカになり、肌が乾燥しやすくなり、シワもできやすくなってしまうので、年齢を重ねるにつれてスキンケアでセラミドを補うことが必要です。
加齢だけでなく、洗いすぎや生活環境などによる肌の乾燥でもセラミドは減ってしまうので、日々の洗顔方法やスキンケアにも気をつけましょう。
「セラミド」の語源
「セラミド」は「セレブロシド」と「アミド」という言葉から成る造語です。「セレブロシド」の語源はラテン語の「cerebrum(ケレブルム:脳)」から来ています。脳神経を保護する物質で、脂肪酸と長鎖塩基がアミド結合した構造だったので「セラミド」という名称になりました。
「セラミド」の種類
化粧品に配合されているセラミドは、原料により大きく4種類に分かれます。
動物性セラミド
哺乳類由来のもので、皮膚への浸透性がよく、高い保湿効果が期待できます。価格は比較的高めです。
ヒト型セラミド
酵母などから作る、人のセラミド構造に似たもので、人の肌と相性がよく高い保湿効果が期待できます。こちらも価格は比較的高めです。
植物性セラミド
米など植物が由来のものです。
合成セラミド(疑似セラミド)
セラミドに似せて石油から化学合成したものです。
「セラミド」の例文・用例
セラミドを使った例文・用例を紹介します。
●セラミド
●セラミド
SNSでの「セラミド」の使われ方
グリセリンフリー・ノンオイル処方で
7種のセラミドと17種のNMF成分を配合した
超敏感肌向けジェル状保湿液
【セラキュア センシティブジェリー】1月20日(木)新発売です!
毛穴悩み・脂性肌・皮脂トラブル肌に最適な保湿アイテムが完成しました!?✨
油分の保湿が苦手な方に、新しい選択肢を。 pic.twitter.com/TqwH6xW4Ji
— かずのすけ (@kazunosuke13) January 6, 2022
アルージェ様 20周年アンバサダーになりました!
娘たちも使うのでアルージェは年間を通して使っています?
独自の「ナノ化天然セラミド」でさっぱりタイプでもしっかり浸透。
ミスドタイプなので清潔だし、季節の変わり目や敏感になっている時でも、全身に安心して使えます✨ pic.twitter.com/CiTYp2gJgb— キキとジジ (@z9Y6ZGp5Waxrrq2) January 6, 2022
「セラミド」の類義語
セラミドの類義語は「N-アシルスフィンゴシン」です。意味はセラミドと同じです。
「セラミド」の対義語・反意語
セラミドの対義語・反意語はありませんでした。