「テロップ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「テロップ」の意味とは

テロップとは、 テレビの画面に、テレビカメラを通さずに文字を写し出す装置、またはそこに写し出された文字という意味です。

「テロップ」の語源

テロップの語源は、英語の「television opaque projector」です。

「テロップ」と「スーパー」の違い

「テロップ」は、英語の「television opaque projector」の略語で、カメラを用いることなくテレビ画面に映し出す、もしくはその装置と言った意味を持っています。

対して「スーパー」とは、もともとは画面の合成を指していました。
「superimpose」という「重ねる」という意味で、そこから二つの画面を重ねて一つの画面として表示することを表す言葉となりました。
このことから、「テロップ」は装置からできた言葉、「スーパー」は手法からできた言葉と言えます。

「テロップ」の役割

テロップは次のような役割を持っています。

映像ゆえのデメリットを補完する役割

映像は一瞬で通り過ぎて行ってしまうもので、視聴者が目を離している間にも進行してしまいます。
そのため、聞き逃し、見逃しもよく発生するものです。
そういったことを防ぐために、テロップを用いることで、視覚的に訴えることができ、目で内容を確認することが可能となります。
また、出演者の言い間違えをテロップによって正しく直している場合もあります。

伝えきれなかった情報を補う役割

映像や音声だけでは視聴者に伝えきれない内容を、文字を使うことで補うことができます。
テロップで説明を補完することで、冗長にならずに視聴者により多くの情報を伝えることができます。

目、耳などが不自由な人に届ける役割

テロップを用いて、目や耳が不自由な人にもわかりやすく伝えることが可能です。
要点をまとめたり、視覚化することで、重要な部分を視聴者に伝えることができます。

「テロップ」の例文・用例

テロップ

テロップを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●お笑い番組のテロップって、多すぎて邪魔に感じることない?
●周りがうるさくてもテロップが出てると内容わかって便利だよね。

SNSでの「テロップ」の使われ方

「テロップ」の類義語

テロップの類義語は、「キャプション」です。
印刷物などの写真や挿絵に添えられた説明文、または映像作品での会話や行動を説明する字幕のことを指す言葉です。

「テロップ」の対義語・反意語

テロップの対義語・反意語はありませんでした。

カタカナ語

Posted by 伊藤優依