「トルティージャ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「トルティージャ」の意味とは

トルティージャとは、18〜19世紀頃に生まれたスペイン料理の1つで、平らで丸いオムレツのことです。日本のオムレツのように、半月形にはせず、フライパンの丸い形のまま厚焼きにして作り上げます。円形のピザやケーキのように六等分や八等分などに切り分けて盛りつけられることが多いです。

中身の具材にはジャガイモ、タマネギ、ホウレンソウ、ベーコンなどがよく使われます。中でもジャガイモは基本の具材とされており、ジャガイモだけを具材に使うものは特に「トルティージャデパタタス(ジャガイモのトルティージャ)」と呼ばれています。

スペインのトルティージャは、このようにジャガイモを始めとする具が入っていることが多いので、具が入っていない日本語でいう「プレーンオムレツ」は、スペインでは「フランス風トルティージャ」と呼ばれ、区別されています。

逆に日本、フランス、イギリスなどでは、具が入っていないオムレツを基本と捉えることが多く、具が入っているトルティージャのことを、「スペイン風オムレツ」と呼ぶことが多いです。

「トルティージャ」の語源

トルティージャの語源は、洋菓子の「タルト」の語源である古代ローマ時代の円形の皿状の菓子「トルタ」であると考えられています。「トルタ」という呼び方は、中南米で、タコスなどに使われる薄焼きパンである「トルティーヤ」と区別してトルティージャを指すときに、現在も使われています。

「トルティージャ」の例文・用例

トルティージャ

トルティージャを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●スペインバルのトルティージャが最高に美味しかった!
トルティージャはシンプルにジャガイモだけ入れるのが好き。

SNSでの「トルティージャ」の使われ方

「トルティージャ」の類義語

トルティージャの類義語は「スペイン風オムレツ」です。意味はトルティージャと同じです。

「トルティージャ」の対義語・反意語

トルティージャの対義語・反意語はありませんでした。