「騎坐」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「騎坐」の意味とは
騎坐とは、騎手が馬に跨った時の鞍に触れている脚部のことです。「騎座」と表記されることもあります。
騎手は馬の上に乗る時、バランスをとるために両膝でグッと馬の背から肩のあたりを締め付けるように力を入れています。「騎坐が安定している」という場合は主にこの膝の部分がしっかりとしているということを指し、これにより馬上で大きなアクションをとることも可能になります。
「騎坐」の語源
「騎」という字には「馬などにまたがる、乗馬する」という意味があります。
「坐」は座る動作のことなので、馬に座るための動作に関連した言葉として成り立ちました。
「騎坐」の関連語
騎坐の関連語として、「鐙(あぶみ)」という馬具があります。
これは、鞍(馬の背中に置く、人を乗せるための馬具のこと)の両わきにかかっている、足を踏みかける道具のことです。
「騎坐」の活用方法
騎坐は、しっかり安定させることで騎手のバランスをとるだけでなく、「騎坐を使う」ことで馬をコントロールするための合図に繋げることもできます。
例えば、騎坐をグイっと馬にフィットさせることで馬の動きを止めたり、馬の動きに合わせて鞍を前にスイングさせることで馬の動きを誘導できたりと、様々な活用方法があります。馬の個性や騎手との相性を見ながら、騎坐を使った調教が重要だとされています。
「騎坐」の派生パターン
「騎坐」から派生した言葉をご紹介します。
騎坐変
馬が障害を越えた際に着地に失敗したり、つまずいた衝撃で鐙が外れ、騎手がバランスを崩してしまうことをいいます。落馬の原因のひとつです。
騎坐扶助
騎坐を使うことで馬に合図をしたり、動きがスムーズになるよう誘導することをいいます。
「騎坐」の例文・用例
騎坐を使った例文・用例を紹介します。
●しっかりと騎坐を馬の動きに合わせることで、馬はリラックスして走ることができます。
●まだまだ騎坐が脆いので、馬をなかなかコントロールできないなぁ。
SNSでの「騎坐」の使われ方
三浦のはマイナスだと思ってる。だからヴァルコスはないと思っていたけど岩田?岩田は鞍上強化でしょ。騎坐がしっかりしている騎手に乗り替わるのは未知の領域。わからなくなってきた。京都には武もいるのに岩田なのも引っ掛かる。三浦が盲腸なのも真実なのか疑わしい。JRAなのか生産者なのか、黒幕は
— いすら (@qLPfcqtf6OCeXSM) October 25, 2020
馬が左右にヨレるのは抑え手綱を使いながら騎座でコントロール、ゴネて進まない場合も騎座で押し出してやればいいのに、無駄に手綱に頼るわ意味の無い脚を使うわステッキの無駄打ちするわ。結果、馬が余計に反発して暴れる、と。
未熟なせいで馬を悪くしてるって理解して欲しいけど分からないんだよね— 馬人 (@831umauma) November 6, 2020
「騎坐」の類義語
騎坐の類義語はありませんでした。
「騎坐」の対義語・反意語
騎坐の対義語・反意語はありませんでした。