「二郎系(じろうけい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「二郎系(じろうけい)」の意味とは

二郎系(じろうけい)とは、ラーメン二郎をルーツとするラーメンの一種

です。「二郎系」は、元々「ラーメン二郎〇〇店」という店名で営業していたものの、何らかの理由により違う店名になり営業しているラーメン店のことです。

「二郎系(じろうけい)」の語源


ラーメン二郎の創業は1968年(昭和43年)で、東京都目黒区の都立大学駅近くに当初「ラーメン次郎」の名前で開店しました。これは開店前の1967年1月にエースコックから発売されて人気となっていたインスタントラーメン、「ラーメン太郎」を捩ったものとされています。しかし、1970年前半、目黒区による河川改修工事のために店舗を港区三田に移転することになり、その際にペンキ屋が新店舗の看板を間違えて「二郎」と書いてしまったことから、以降はそのまま「ラーメン二郎」表記で通しているといいます。元々「ラーメン二郎〇〇店」という店名で営業していたラーメン店が違う店名になっても「ラーメン二郎」の味を守り続けていることから「二郎系」と呼ばれています。

「二郎系(じろうけい)」の特徴


二郎系は、一般的なラーメンよりも太い極太麺を使用しており、背脂が浮き、ニンニクや野菜の旨味が溶け込んだ、濃厚な豚骨醤油スープや山盛りの野菜が特徴です。また、ニンニク、ヤサイ、アブラ(背脂)などの無料トッピングが充実しています。

食券購入時に、ニンニクの有無、ヤサイ(モヤシ・キャベツ)の量、アブラ(背脂)の量、カラメ(スープに入っている醤油ダレ)の量を伝える「コール」システムがあるのも特徴といえます。たとえば、「ニンニク アブラ ヤサイ」(ニンニクあり。アブラ・ヤサイを追加してください)や、「ヤサイ アブラマシマシ カラメ」(ニンニクは不要。アブラはかなり多め、ヤサイ・カラメを追加してください)、という意味になります。

「二郎系(じろうけい)」の例文・用例

二郎系(じろうけい)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

二郎系(じろうけい)ラーメンはカロリーが高いので、食べ過ぎには要注意だ。
●今日は二郎系(じろうけい)ラーメンが食べたい気分だ。

SNSでの「二郎系(じろうけい)」の使われ方

「二郎系(じろうけい)」の類義語

二郎系(じろうけい)の類義語は「二郎インスパイア系」です。
二郎インスパイアとは、東京・三田に本店を構える「ラーメン二郎」で修行をした、または影響を受けて作られているラーメンの総称です。

「二郎系(じろうけい)」の対義語・反意語

二郎系(じろうけい)の対義語・反意語はありませんでした。