「売得金」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「売得金」の意味とは

売得金とは、競馬で、勝馬投票券の発売金から返還金を引いた金額という意味です。


つまり、競馬場で売られた勝馬投票券の総額から、当たった人に支払われる払戻金を引いた金額を指しています。

「売得金」の歴史

1866年、日本では横浜で初めて競馬が行われましたが、当時は売得金という概念はありませんでした。
勝馬投票券が発売されるようになったのは、1907年に東京競馬倶楽部です。

「売得金」の状況

競馬の売得金は年々増加しており、2022年のJRA(日本中央競馬会)の売得金は、過去最高の3兆2,539億円を記録しました。
地方競馬の売得金も、2022年では1兆6,51億円となり、過去最高を記録しています。
増加の要因としては、競馬の人気が高まりや、インターネット投票の普及などが考えられています。

「売得金」の役割

売得金は、競馬の収益源です。
JRAは、売得金の一部を、競馬の運営費、馬主への賞金、国庫納付金などに充当しています。
競馬の運営費は、競馬場や競馬場の設備の維持・管理、競馬の開催費用などに充てられます。
馬主への賞金は、レースで優勝した馬主に支払われるもの、そして国庫納付金は、競馬の公益性を高めるために、競馬の売得金の一部を国に納めるものです。
国庫納付金は、現在競馬の普及や、競馬の振興、社会福祉事業などに活用されています。

「売得金」の注意点

売得金は、あくまでも競馬の収益源であり、ギャンブルの勝ち金ではありません。
そのため売得金は、あくまでも競馬の運営や、馬主への賞金、国庫納付金などに充当するものであり、個人の利益に充てることはできません。

「売得金」の例文・用例

売得金を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●経費を除く売得金は、すべて復興に使ってほしいです。
●JRAの売得金の額は、年々増えています。

SNSでの「売得金」の使われ方

「売得金」の類義語

売得金の類義語はありませんでした。

「売得金」の対義語・反意語

売得金の対義語・反意語はありませんでした。

競馬用語

Posted by 伊藤優依