「アドバンテージ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「アドバンテージ」の意味とは

アドバンテージとは、「反則があっても、レフェリーがプレーを止めずに試合を継続させる」ことです。

「反則なのに無視するのはアンフェアじゃないか!」と思いますが、そうではありません。

アドバンテージ(advantage)はもともと「有利」「好都合」という意味ですが、ラグビーでのアドバンテージは「反則されたチームが有利になるようにする」ことを意味します。

たとえば、AチームとBチームの試合で、こんな流れになったとき、レフェリーはBチームが有利になるようにアドバンテージをとります。

1.Aチームがノックオン
2.ノックオンしたボールがBチーム選手の前に転がる
3.Bチーム選手の前にAチームの選手がいない(Bチームのチャンス)
4.5.Bチームにアドバンテージをみてプレーを続行

通常は、Aチームがノックオンすれば、プレーを中断してスクラムで再開します。でも反則をされたBチームはスクラムよりプレー続行のほうが有利な展開。

そう判断したレフェリーは反則をとらずにプレーを続けさせる。これがアドバンテージです。

アドバンテージのルールはサッカーにもあり、プレーを続けさせるのは同様です。

でも、ラグビーのアドバンテージの面白いところは、アドバンテージをとった後に反則をされたBチームがミスをしてAチームが有利になった場合にプレーが止まるということ。

Bチームが不利にならないように、Aチームが反則をした時点までプレーを戻す。つまりBチームボールでのスクラムから試合を再開させるのです。

だからBチームはアドバンテージを使って思い切ったプレーを仕掛けることができるわけです。

でも、いつまでもアドバンテージをとってもらえるわけではありません。

反則をうけた側がアドバンテージを取るよりも「有利」になった、あるいは利益を受け取ったとレフェリーが判断した場合に、「アドバンテージオーバー」と宣言してアドバンテージを解消します。

「アドバンテージ」の例文・用例

アドバンテージ

アドバンテージを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

アドバンテージをいかして強気なプレーで攻める
アドバンテージは「流れを止めない」ためのルールなんだ

SNSでの「アドバンテージ」の使われ方

「アドバンテージ」の類義語

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「アドバンテージ」の対義語・反意語

アドバンテージの対義語・反意語はありませんでした。