「太刀持ち」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「太刀持ち」の意味とは

太刀持ちとは、横綱力士が土俵入りする際に、太刀を持ってついてくる力士のことを指しています。

「太刀持ち」の由来

文字通り、太刀を持った力士なので「太刀持ち」と呼ばれます。もともとは武士が使っていた言葉で、主人が太刀を付き人に持たせていたことが語源といわれています。

江戸時代には相撲文化が発展し、各藩の大名が強い力士を召し抱えるようになります。その中でも特に強くて大名に気に入られた力士は、腰に刀をつけることを許可され、武士と同じような扱いを受けていました。つまり、刀を持つことは強い力士の証だったのです。

そこから、大相撲で最も地位が高い横綱の土俵入り儀式では、強さの証である太刀が登場するようになりました。

「太刀」について

横綱の土俵入りで使われる太刀は、拵(こしらえ)と呼ばれる外装は本物ですが、刀身は本物ではなく竹を削って刀に見せかけたものがよく使われています。土俵入りの儀式では、膝を折って腰を落とした「蹲踞(そんきょ)」という体勢をするのですが、重い真剣を持って蹲踞の体勢になると、太刀持ちの身体に負担がかかりすぎるためです。

まれに真剣を使う場合もありますが、その場合も安全性や銃刀法に配慮して刃を落としたものが用いられます。

「太刀持ち」は誰が担当する?

太刀持ちは、横綱と同部屋の力士の中で、横綱の次に番付が高い力士が選ばれます。番付が関脇、小結、前頭の力士しか選ばれず、大関が選ばれることは原則ありません。同じ部屋に関脇、小結、前頭の力士がいない場合は、同じ一門の力士の中から選ばれます。それでも該当者がいない場合は、一門外の力士が担当することもあります。

例外として、横綱が引退するときの土俵入りでは、部屋や一門が同じ力士ではなく、他の現役横綱が太刀持ちを務めます。

ただし、近年はこれらのルールも薄れ始め、慣例とは異なる立場の力士が太刀持ちを担当することも増えてきました。

「太刀持ち」の例文・用例

太刀打ち

太刀持ちを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●横綱・稀勢の里関の最後の土俵入りでは、髙安が太刀持ちを、松鳳山が露払いを務めました。
●横綱の土俵入りで、横綱の後に土俵に入るのが太刀持ちです。

SNSでの「太刀持ち」の使われ方

「太刀持ち」の類義語

太刀持ちの類義語は、「太刀取り」です。

意味は太刀持ちと同じで、横綱力士の土俵入りにおいて、太刀を持ってついてくる役目の力士のことです。

「太刀持ち」の対義語・反意語

太刀持ちの対義語・反義語はありませんでした。