「ゴトク(五徳)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ゴトク(五徳)」の意味とは

ゴトク(五徳)とは、火や炉の上にかぶせて立て、やかんや鍋を熱するための、3本または4本脚の鉄の輪という意味です。
「爪」「脚」「輪」の3つの部分からできています。
金属製のゴトク(五徳)は「鉄輪(かなわ)」とも言います。

「ゴトク(五徳)」の歴史

ゴトク(五徳)は、弥生時代には足の着いた土器としてすでに存在し、鎌倉時代になると鉄製のゴトク(五徳)も作られていました。
基本的に金属で作られていますが、太平洋戦争時代は陶器製のゴトク(五徳)が作られていた時期もあったようです。

「ゴトク(五徳)」の種類

ゴトク(五徳)にも様々な種類があります。

上輪五徳

上輪五徳は、環に3または4本の脚が付いた架台です。
輪の上に鍋などを置きます。

一本足五徳

上輪五徳に似ていますが、一本の脚で接地面が1もしくは2つの弧になっています。

三ツ爪五徳

環状になった足から、長い3本の爪が伸びた形のゴトク(五徳)です。
環になっている面に鍋を置くのではなく、爪の3点で器具を受けます。

吉原五徳

長火鉢用の五徳で、長方形の格子の形に組まれた4本足の枠上に五徳本体があり、左右にスライドします。

仙台五徳

長方形に格子組みした枠と、円筒状の五徳が一つになった形をしており、囲炉裏や火鉢で使われます。

「ゴトク(五徳)」の例文・用例

五徳

ゴトク(五徳)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●もう少し高さのあるゴトク(五徳)がよかったな。
ゴトク(五徳)って外して洗うのがストレスで……。

SNSでの「ゴトク(五徳)」の使われ方

「ゴトク(五徳)」の類義語

ゴトク(五徳)の類義語はありませんでした。

「ゴトク(五徳)」の対義語・反意語

ゴトク(五徳)の対義語・反意語はありませんでした。

専門用語

Posted by 伊藤優依