「抗原抗体反応」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「抗原抗体反応」の意味とは
抗原抗体反応とは、体内に「抗原」である異物が侵入した時、リンパ細胞を中心としてつくられる「抗体」と、「抗原」が結合することによって起きる反応という意味です。
「免疫反応」とも言い、ウイルスは抗原抗体反応によって不活性化されます。
過去に体の中に抗体ができている人は、次にまた抗原が体内に入った時に、前回よりも早く抗体を多量に作れるようになります。
花粉症もこの抗原抗体反応が原因となって発症するもので、アレルギーは抗原抗体反応に基づいた花瓶現象です。
インフルエンザでは、この抗原抗体反応を利用し、微弱な、もしくは死んだインフルエンザウイルスを注射で打ち、インフルエンザにかかる前に抗体を作っておきます。
体内に抗体があれば、抗原であるインフルエンザウイルスが入ってきても、素早く戦うことができるためです。
しかし、身体に有利になるように働くだけではなく、アレルギーやアナフィラキシーショックを起こすこともあるので、注意が必要です。
抗原抗体反応は試験管の中でも発生し、患者の血清の中の抗体と病原体との結合を調べることで、感染症の診断ができます。
「抗原抗体反応」の英語表現
抗原抗体反応の英語表記は「Antigen antibody reaction」です。
「抗原抗体反応」の例文・用例
抗原抗体反応を使った例文・用例を紹介します。
●一度インフルエンザにかかってるから、抗原抗体反応期待できそうかな。
●花粉症って抗原抗体反応のせいらしいから、いいことばかりでもない。
SNSでの「抗原抗体反応」の使われ方
ウイルスや細菌などの異物(抗原)が体内に入ると、その異物と結合する抗体をつくり、異物を無毒化します。
これは「抗原抗体反応」と呼ばれ、人間にもともと備わっている免疫機能です。
猫と触れあうことで猫コロナウイルスが体内に入れば、感染はしませんが、猫コロナの抗体が造られるのです。 pic.twitter.com/meDi7iyZzn
— ニャンコ友人帳 (@rLSJyYPiBjFvoeQ) June 20, 2020
摂取により抗体を生じ抗原抗体反応を起こす結果、抗原となった物質に対する生態反応が変わる現象 pic.twitter.com/UuJeGQ1DUz
— 熱海のあっつん (@an_eternity86) April 16, 2019
「抗原抗体反応」の類義語
抗原抗体反応の類義語はありませんでした。
「抗原抗体反応」の対義語・反意語
抗原抗体反応の対義語・反意語はありませんでした。