「肛門反射」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「肛門反射」の意味とは

肛門反射とは、肛門周辺への物理的刺激などによって起こる外肛門括約筋の収縮という意味です。

「肛門反射」の概要

肛門とは、消化器官の出口にあたる部分で、直腸からつながって排便や排ガスをする器官となっています。
「外肛門括約筋」と「内肛門括約筋」の2つの筋肉でできており、これらの収縮や弛緩によって閉じたり開いたりをコントロールすることができます。
内肛門括約筋は腸の筋肉の一部のため自律神経のはたらきによって動きますが、外肛門括約筋は自分で動かすことができる体性神経の支配下にあるため、自分で開閉することができるという違いがあります。

肛門反射は、この「外肛門括約筋」の反射のことを指します。
皮膚の表在反射のひとつとされ、直腸に指を挿入したり、肛門の周辺をこすったりすることで外肛門括約筋が収縮する反射です。
表在反射には他にも「角膜反射(角膜にものが触れると瞼を閉じる)」や「くしゃみ反射(鼻の粘膜をくすぐるとくしゃみが出る)」といった日常的に見られる現象が挙げられます。

「肛門反射」を調べる理由

医療現場で肛門反射の有無を調べるのは「錐体路障害」や「馬尾神経障害(馬尾症候群)」が疑われる場合です。
「錐体路」とは、自分の意志で行われる運動(随意運動)を支配する神経の主要な経路のことで、ここになんらかの障害が起こると肛門反射が弱くなったり消失するとされています。
また「馬尾神経」というのは脊椎を通る神経の束の名称です。この部分に損傷を受けたり炎症を起こしたりすることでも肛門反射が減弱・消失するため、便失禁や尿失禁などの症状に繋がります。
こういった神経系の異常がないかを調べるために、肛門反射の検査をすることがあるのです。

「肛門反射」の例文・用例

肛門反射

肛門反射を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●患者さんの肛門反射を念のため確認してください。
肛門反射が弱いので、他の検査も行いましょう。

SNSでの「肛門反射」の使われ方

「肛門反射」の類義語

肛門反射の類義語は、「肛門括約筋反射」です。
こちらも肛門反射と同義で使われています。

「肛門反射」の対義語・反意語

肛門反射の対義語・反意語はありませんでした。