「黄体ホルモン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「黄体ホルモン」の意味とは

黄体ホルモンとは、プロゲステロンの別名で、生理や妊娠をサポートする女性ホルモンの一種です。

「黄体ホルモン」の語源

黄体ホルモンは、黄体から発生するホルモンのため、黄体ホルモンと呼ばれます。黄体とは、排卵した卵胞が変化したものです。

「黄体ホルモン」の特徴

黄体ホルモンは、「女性ホルモン」の一種です。
女性ホルモンには、黄体ホルモンの他に「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が存在し、この2種類のホルモンが、女性の妊娠・出産のサポートやそのための体づくりのための働きをしています。

この2種類のホルモンは、排卵と月経のサイクルに大きな影響を及ぼしています。
月経が終わってから排卵までは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が多い時期で、「卵胞期」と呼ばれます。卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が最大になると排卵が起こります。排卵後から月経までは、排卵した卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が多い時期で「黄体期」と呼ばれます。黄体期の子宮内膜は厚くなっており、受精卵が着床しやすい状態、つまり妊娠しやすい状態となっています。しかし、受精卵が子宮内膜に着床しなかった場合、妊娠は不成立となり、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちますが、このことを月経と呼びます。

黄体ホルモンは、妊娠しやすい状態にしたり、妊娠状態を維持したりするために、水分や栄養素を貯め込みやすくします。そのため、黄体期の女性は食欲・眠気の増加、自律神経の乱れ、むくみやすくなり、ニキビ・吹き出物ができやすく、肌荒れしやすい状態になります。

「黄体ホルモン」の例文・用例

黄体ホルモン

黄体ホルモンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日病院で黄体ホルモンの検査をした。
●排卵後、黄体ホルモンの量が増える。

SNSでの「黄体ホルモン」の使われ方

「黄体ホルモン」の類義語

黄体ホルモンの類義語は、「黄体形成ホルモン」、「プロゲステロン」です。

「黄体ホルモン」の対義語・反意語

黄体ホルモンの対義語・反意語はありませんでした。