「竜王戦」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「竜王戦」の意味とは
竜王戦とは、将棋のタイトル戦のひとつです。
タイトル戦とは、優勝者に称号が与えられる棋戦のことで、タイトル戦以外の公式戦は「一般戦」と呼んで区別しています。
「竜王戦」の概要
竜王戦は読売新聞社主催で行われるタイトル戦です。また、東急グループや野村ホールディングス、へーベルハウスなどの企業も協賛しています。
元々、読売新聞社が「十段戦」という棋戦を開催していましたが、それを前身として1988年から「竜王戦」として続いています。
竜王戦が誕生する前は「名人戦」が一番格上のタイトル戦でしたが、現在はこのタイトル戦の勝者に与えられる称号である「竜王」と「名人」は共に最高位のタイトルとされています。
「竜王戦」の仕組み
竜王戦は「竜王ランキング戦」と呼ばれるトーナメント戦が予選に当たり、1組から6組に分かれて行われ、勝ち上がった11名が本戦へ進みます。
本戦は決勝トーナメントとも呼ばれ、そこで優勝した棋士が竜王との「七番勝負」に挑戦することができます。
この竜王戦の七番勝負は、毎年10~12月頃に全国各地の旅館やホテルなどで行われています。
竜王のタイトルを現役時代に連続5期、または通算7期以上保持した棋士には、引退後「永世竜王」の称号が与えられます。
2021年4月の時点でその資格を持つ現役棋士は渡辺明棋士と羽生善治棋士となっています。
また、竜王は名人と並んで他のタイトルよりも別格の扱いを受けます。そのため、竜王と名人の両タイトルを同時に保持した場合は「竜王・名人」という特別な呼ばれ方をします。
「竜王戦」の例文・用例
竜王戦を使った例文・用例を紹介します。
●さすが竜王戦は沈黙の中にも気迫がありますね。
●竜王戦のランキング線はどうなったかな。
SNSでの「竜王戦」の使われ方
藤井聡太二冠、竜王戦2組優勝。
これで竜王戦は6組から2組まで5回連続優勝。前人未到の記録です。竜王戦は「2回連続昇級か通算3回優勝で1段上がる」という制度があるんですが、5回連続昇級5回優勝なんて制度考えた人も想定してなかったでしょ…
昨年度から続く公式戦連勝も19に伸びてます。やべえ… pic.twitter.com/o1EPiq2Eed
— 白鳥士郎 (@nankagun) April 16, 2021
竜王戦と棋聖戦 同じ部屋でやってるんですね。知りませんでした?
— たんたん (@Azbcvg134GjQcFz) April 16, 2021
「竜王戦」の類義語
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「竜王戦」の対義語・反意語
竜王戦の対義語・反意語はありませんでした。