「TNM分類」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「TNM分類」の意味とは

TNM分類とは、がんがどれくらい進んだものかの「病期」でがんを分類する方法という意味です。


がんは無秩序に周囲の組織に浸潤するため、広がり方が治療方針や予後にも大きく影響します。
そこでがんの進行度を示す指標として「TNM分類」が用い、治療をする際の目安として活用されています。
TNM分類では、原発腫瘍の広がりを「T」の序列コードで、リンパ節転移の有無と広がりを「N」の序列コードで、遠隔転移の有無を「M」の「1」もしくは「0」で記述します。
TNM分類は、「国際対がん連合(UICC)」が提案し、専門家に広く活用されています。

「TNM分類」の分類

TNM分類は、腫瘍がある臓器ごとに設定されており、それぞれ原発腫瘍の大きさ「T」、所属リンパ節転移「N」、遠隔転移「M」に分けられます。
この3つの要素で病期を決定しますが、数値に「x」が入っている時は、「分類不能」を「示しています。
判定をするにあたっては、視診・触診・画像診断を活用します。

「TNM分類」の例文・用例

TNM分類

TNM分類を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●転移なしと説明されたのに、診断書を見たらTNM分類でN2って記載があった。
TNM分類は、WHO分類に準拠して今も更新されています。

SNSでの「TNM分類」の使われ方

「TNM分類」の類義語

TNM分類の類義語はありませんでした。

「TNM分類」の対義語・反意語

TNM分類の対義語・反意語はありませんでした。