「LTV(Life Time Value)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-11-30

「LTV(Life Time Value)」の意味とは

LTV(Life Time Value)とは、ある顧客が生涯で自社製品をどれだけ利用し、どれだけ利益を与えてくれるかということを表す指標のことです。「顧客生涯価値」とも言います。

「LTV(Life Time Value)」の普及の背景

近年では、企業と1人の顧客との関係性や、顧客の企業に対する「愛着度」が重要視されてきました。市場での競争が激化するほど、新規の顧客を獲得するハードルは高くなり、比例してコストも高くなるため、「既存の顧客との良好な関係を築き、長期間維持する」という方向へ投資することにシフトしていったためです。
この既存顧客管理の指標として「LTV」が重要視されるようになりました。

「LTV(Life Time Value)」の特徴

LTVは「購入単価×購買頻度×契約継続期間」という計算式で算出されます。
そのため、最低でもこのうちのどれか一つが上がれば、LTVの上昇に繋がります。

  • 平均購入単価を上げる
  • 購入頻度を上げる
  • 契約をより長期間継続してもらう

また、そのためのコストを抑えることも重要になります。
たとえば、購入頻度の上昇や契約期間の延長などを促すためにメルマガやDMでリマインドしたりキャンペーンをうったとします。
その費用が上記の計算式で出た数値よりも上回ってしまっては意味がありません。
また、LTVを算出することで新規顧客獲得にかけるコストの上限も自ずと定まってきます。
LTVをしっかり把握することで、コスト管理にも繋がるというメリットがあります。

「LTV(Life Time Value)」の例文・用例

LTV

LTV(Life Time Value)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

LTVを上げるため、長い目で見れば顧客が継続しやすい月額料金に設定した方がいいだろう。
●今回のキャンペーンで平均購入単価が上がったので、LTVの上昇にもつながる見込みだよ。

SNSでの「LTV(Life Time Value)」の使われ方

「LTV(Life Time Value)」の類義語

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「LTV(Life Time Value)」の対義語・反意語

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