「1楽2活3黙」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「1楽2活3黙」の意味とは

1楽2活3黙とは、1人でいるときは楽しく、誰かと2人でいるときは活発にやり取りができるけれど、3人以上集まると黙ってしまうという、微妙にコミュニケーション能力が低いことやそのような人を表す言葉のことです。


「いちらくにかつさんもく」と読みます。ネットスラングとも同人用語とも言われています。対面のコミュニケーションに関して使われますが、日常会話の中で使われることは滅多にありません。

2人でいるときには普通にコミュニケーションを取れるのに、他の人が輪に入ってくると急に話題を振らなくなったり、聞き役に回ってしまったりする人に対して使う言葉です。他人に対して使うこともあれば、自分に対して使うこともあります。

「1楽2活3黙」になる理由

1人のときは自分のペースで良いので楽しく過ごすことができ、2人のときは1対1で互いに注意を向ける相手が1人だけなので、話を振ったり自分のことを話したりすることができ、自然と沈黙の時間が減ります。しかし、3人以上になると、複数の相手に対する質問や返答を考えなければならないため、自分の話を求められているだろうか、自分が適切な答えを言えるだろうか、などと悩んでしまう人は、空気のように黙ってしまうことになるのです。

「1楽2活3黙」の語源

「1」人のときは「楽」しく、「2」人のときは「活」発だけれども、「3」人以上になると「黙」ってしまうことや、そのような人を表すため、このように呼ばれています。

「1楽2活3黙」の例文・用例

1楽2活3黙を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●大人数の飲み会などになると急に話を振れなくなるので、自分はただ無口なのではなく、1楽2活3黙な人間なのではないかと気がついた。
●私たち1楽2活3黙だから、今回の旅行は他の人たちを誘わない方が気が楽かも。

「1楽2活3黙」の類義語

1楽2活3黙の類義語は「1楽2黙3苦」です。1人のときは楽しいけれども、2人だと黙りがちで、3人以上いると苦痛だ、という意味です。「1楽2黙3苦」は2人でいるときに既にやり取りができなくなっているため、1楽2活3黙よりさらにコミュニケーション能力に欠けることやそのような人を指すします。

「1楽2活3黙」の対義語・反意語

1楽2活3黙の対義語・反意語は「1寂2楽3盛」です。1は寂しいけれど、2人いると楽しく、3人以上いると盛り上がるという意味です。

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Posted by 亜樹南川