「マサ京」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-06-22

「マサ京」の意味とは

マサ京とは、京大生であるのに京大生と思えない格好や性格の人物を指す言葉です。

「まさかの京大生」の略で「まさきょう」と読みます。

京大生とは、京都府京都市左京区にある京都大学に通う学生のことです。マサ京が指す京大生は主に、男子学生を指すことが多いです。

京大生には、勉強に勤しんでおり、あまりオシャレや流行に関心がなく、服装がダサいというイメージがついてしまっています。

マサ京というのは、そのイメージに反してセンスを感じるファッションをしていたり、遊びと勉強を両立していたりする人を指します。

程よく遊んでいるので、コミュニケーション能力が高いことも特徴の一つです。

このような京大に通っているけれど京大生らしくない、周囲に「まさか京大生だったとは」と思わせるような人物のことをマサ京といいます。

基本的に、マサ京と言われたらポジティブな意味に捉えてよいといえます。

ただ稀に、勉強ができそうに見えないというネガティブな意味合いで用いられることもあります。

「マサ京」の語源

この言葉の元となったのは、「マサ東」です。

マサ東とは、マサ京に同じく「まさかの東大生」の略で、「まさか東大生と思わなかった」と周囲に思わせるような人物のことをいいます。

この東大生というのは、東京都文京区にある東京大学に通う男子学生のことです。

具体的な特徴としては、センスの良いファッションや風貌をしている、コミュニケーションがうまく人当たりがいい、また悪い意味だと勉強ができそうに見えない、バカっぽいなどが挙げられます。

マサ東は、いかにも東大生らしいという意味の「イカ東」の対義語として、東大生らしくないという意味で使われるようになりました。

そして日本の大学で東京大学の次に有名なのが京大とされていますが、マサ東の京大バージョンとして派生した言葉が「マサ京」なのです。

イカ東の京大版、マサ京の対義語である「イカ京」という言葉も存在します。

ちなみに「まさか」という言葉の語源は「目先」で、もともと目前や現在のことを意味していました。

事が直前に迫っていることを、緊急という意味で「まさかの時」と表現していたことから、想定外なことや意外なことを表す言葉として使われるようになりました。

「マサ京」の例文・用例

マサ京を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

マサ京とマサ東が張り合っている。
マサ京みたいな頭が良くて格好いい彼氏が欲しい。

SNSでの「マサ京」の使われ方

「マサ京」の類義語

マサ京の類義語は、「イケ京」です。

イケ京とは、いけてる京大生のことで、京大に通うおしゃれな男子のことをいいます。

学業以外にも興味や関心を向け、程よく遊んでいるため、それが服装や振る舞いに格好よさとして現れていることが特徴です。

マサ京と同じくポジティブな意味で使用される言葉です。

「マサ京」の対義語・反意語

マサ京の対義語は、「イカ京」です。

イカ京とは、いかにも京大生らしい風貌という意味です。

京大に通っている人は勉強に打ち込みすぎるあまり遊ぶことをしてこなかったため、服装や言動がダサいという偏見から生まれた言葉です。

そのため頭が良くて教養があるという意味で使われることはまずなく、バカにしたり軽蔑したりするようなニュアンスがあります。

ファッションセンスがない人や野暮ったい人、真面目すぎる人を揶揄していいます。