「なにげに」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「なにげに」の意味とは

なにげにとは、もともとはなにげなくという意味で、はっきりした考えや意図がなくて行動するさまを表していました。

しかし、最近では、思いのほか、わりあいという意味でも用いられます。

「なにげに」の語源

なにげにの語源は、「なにげない」です。「何気ない」と書き、形容詞の活用語尾が変化して「なにげに」と用いられるようになりました。
この語は、1980年代(昭和60年代)のはじめに用いられ始めた語形のようです。
使われ始めた当初は、「なにげない」の誤った使い方として認識されていました。
―なにげに時計を見たらもうこんな時間だった。(「なにげなく」という意味)

「なにげに」の特徴

最近では、「意外と、実は」や「わりあい、なかなか」などの意味で用いられています。
―なにげにスゴい(「意外と」という意味)
―なにげに忙しい(「わりあい」という意味)

「なにげに」の英語表現

「何気に(なにげない)の英語は、unintentionally、without intending to do so(意図せず)やcasually(ふと)、unconcernedly(何も気づかず)、without any reason(何の理由もなしに)など、場面によってさまざまな表現があります。

―glance casually at one’s watch (なにげなく(ふと)腕時計を見る)
―look out of the window any reason (なにげなく(何の理由もなしに)窓の外に目をやる)

「なにげに」の普及の背景

文化庁が毎年行っている調査に「国語に関する世論調査」があります。
「なにげに」も、2003(平成15)年と2011(平成23)年の2回にわたって調査されました。
2003年は、「なにげに」を使うと答えた人が23.5%、使わないと答えた人が75.7%だったのに対して、8年後の2011年には、使う28.9%、使わない70.3%と、使うと答えた人がわずかに増えてました。

「なにげに」の利用時の注意点

若い人の間では普通に使われていますが、目上の人に対しては失礼になる場合があります。

使う時と場所に気を付けましょう。

「なにげに」の国語辞典での扱われ方

国語辞典での「なにげに」の扱いはさまざまです。
「なにげに」を一つの語として認める肯定派は、誤用あるいは俗語ではあると断った上で「なにげに」を見出し語として立てています。

「なにげに」を認めない否定派は、見出し語「なにげない」の中で、「なにげに」は誤用であると解説しています。
今後の新しい辞書では「なにげに」の肯定派か否定派かは別にして、何らかの形で「なにげに」に言及しているものが増えつつあると言えそうです。

ちなみに似た意味の「さりげに」は扱いが異なります。
「なにげに」ほどは目立たない語であるのか、この語が見出し語として載せられているのは限られた辞書だけになっており、その説明も「さりげなく」の誤用としています。

「なにげに」の例文・用例

なにげに

なにげにを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

なにげにウケるww
●週末遊べると思ってたけど、なにげに予定入ってた。

SNSでの「なにげに」の使われ方

「なにげに」の類義語

なにげにの類義語は、「さりげに」です。
意味は、「さりげなく」で「そのような気配が見えない様子」をさします。こちらも、「なにげに」同様にもとの「さりげなく」を略した語で、若者言葉として認識されています。
―さりげに近寄ってくる猫ってかわいいよね。

「なにげに」の対義語・反意語

なにげにの対義語・反意語はありませんでした。