「真皮」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「真皮」の意味とは
真皮とは、人体の皮膚の表皮内側にある、皮膚の本体という意味です。
真皮は肌表面にある表皮よりずっと厚い構造をしており、炎症に関係する「肥満細胞」や、免疫に関係する組織球が存在しています。
成分のほとんどは、繊維状のたんぱく質である「コラーゲン」で、その間をゼリー状の「ヒアルロン酸」が満たし、さらに「エラスチン」が加わることで、肌の弾力を保っています。
これらの基質や繊維を作っているものを「線維芽細胞」と言います。
なお、真皮の「乳頭層」「網状層」の中に、血管や汗腺、リンパ管などがあり、重要な役割を果たすものが多いのが特徴です。
「真皮」の作用
真皮は、コラーゲン、エラスチンなどによって弾力を保ち、肌を支えており、血管やリンパ管などの付属器によって、生理的な機能も担っています。
「真皮」内の血管の役割
真皮内では、血管が全体に広がっており、皮下組織の動脈や静脈に繋がっています。
毛細血管が表皮の基底細胞、真皮の線維芽細胞に栄養や酸素、水分を運び、二酸化炭素や老廃物を運び去る役目を果たしています。
また、暑くなると拡張し、寒くなると収縮して、体温の調節を担っています。
「真皮」の例文・用例
真皮を使った例文・用例を紹介します。
●紫外線は真皮にも届くので、日焼け止めを塗らないと危険です。
●この美容液は、肌の真皮に働きかけてくれます。
SNSでの「真皮」の使われ方
シルクは第二の肌と呼ばれています。
その理由は人間の肌のたんぱく質構造とシルクの成分が似ているから。シルクのセリシンのアミノ酸は人の皮膚、角質層にある天然保湿因子に組成が似ていて、フィブロインは人の真皮組織にあるコラーゲンに近い。肌のコンディショニングも整えてくれる効果もあるよ pic.twitter.com/GEmmxHMgHc— かなこ@シルクスペシャリスト (@kanako_miyake) March 17, 2022
お客様に
『たるみにどんな化粧品がいいですか?』と聞かれた『理論上でたるみに関与が大きいのは肌の真皮層。クッションで言えば綿。その綿が減るからペシャンコになる。
でも化粧品がアプローチできるのは基本クッションカバーの部分だけ。綿を入れ(増やさ)ないとです』
とお答え分かるかな? pic.twitter.com/D7OtwkjqTS
— 片柳ちひろ@”美しい”を探求し学び続けるエステ経営者兼ニキビ博士 (@nikibi_hakase22) March 12, 2022
「真皮」の類義語
真皮の類義語はありませんでした。
「真皮」の対義語・反意語
真皮の対義語・反意語はありませんでした。