「残機」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「残機」の意味とは
残機とは、ゲーム用語でミスが許される回数のことです。
一般的なシューティングゲームやアクションゲームでは、1ゲームあたりでミスが許される回数が設定されています。
ゲームにおけるミスとは、主にプレイヤーが操作するキャラクターが敵から攻撃を食らったり、障害物に当たったりして死亡することを指します。
この「1ゲームあたりのミス(死亡)が許される回数」のことを「プレイヤーストック」と言います。
そして「残機」はシューティングゲームにおけるプレイヤーストックの呼称です。
プレイヤーが戦闘機やロボット等の「兵器」を操作するシューティングゲームにおいて、自分自身の操作キャラクターに対して「自機」と呼称することが一般的でした。
多くの場合、自機はミスをすると破壊され、プレイヤーストックが残っていれば、新たに出撃します。
このようにプレイヤーストックは「後ろで控えている残りの機体」を連想させるため「残機」という表現に言い換えられるようになりました。
プレイヤーストック制が導入されているものであれば、シューティングゲーム以外のジャンルでも、しばしば「残機」の呼称が用いられることがあります。
ただし、操作キャラが人物や動物などの生命体である場合には「残機」よりも「ライフ」や「残り人数」といった表現を用いるのが一般的です。
基本的に残機は1回のミスにつき1機消費され、残機が残っている分だけ再びゲームを継続することができます。
残機を消費して復活する際には、ミスをした場所でゲームを続行できる場合と、ステージの最初、または近くの中間地点などからやり直さなければならないケースもあります。
残機が0(または1)の状態でミスをしてしまうとゲームオーバーです。
また、特定アイテムの獲得などの条件を満たすことによって、残機を回復したり増やせる要素がある場合が多いです。
このような要素は「1UP」や「エクステンド」等とも呼称されます。
「残機」の由来
前述の通り「残機」は元々シューティングゲームで用いられていた言葉です。
「残機」の呼称が使われ始めたのは『スペースインベーダー』からだと言われています。
『スペースインベーダー』 とは、1978年に株式会社タイトーが発表したアーケード用シューティングゲームのことです。
プレイヤーは操作可能な砲台を駆使して、迫り来る宇宙人の隊列を迎撃します。
宇宙人からも攻撃が放たれますが、自機に命中しても残機を消費して復活できる仕様でした。
ちなみに『スペースインベーダー』の残機は3つで、ピンボール機の1ゲームあたりのボール数を踏襲したものと言われています。
「残機」の例文・用例
残機を使った例文・用例を紹介します。
●ラストステージまで来れたけど残機がもう無い。
●残機は十分だから余裕。
SNSでの「残機」の使われ方
倒したのに「私、残機200個あんねん」と蘇るアンミカ pic.twitter.com/m1lEuUpT08
— メガくん (@megamegakun) April 10, 2022
#アケアカNEOGEO#作戦名ラグナロク#NintendoSwitch
やりこんでます!遂に来たが、残機がもうなぃ…。 pic.twitter.com/QS3vXgUJYB— メガドラ王子 (@KAWASAK92861948) April 15, 2022
「残機」の類義語
残機の類義語は、「ライフ」です。
ライフとは、操作キャラクターが人物や動物などの生命体である場合におけるプレイヤーストックの呼称です。
しばしば、「ヒットポイント」を指す場合もあります。
「残機」の対義語・反意語
残機の対義語・反意語はありませんでした。