「カケアガリ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「カケアガリ」の意味とは
カケアガリとは、主に砂浜で一段深い地形への傾斜を指す釣り用語です。
一段深い地形のことを「ブレイク」と呼び、このブレイクとの段差を「カケアガリ」と言います。
また、波打ち際から見て最初のブレイクは「第1ブレイク」、その先にさらに深い地形があればこれを「第2ブレイク」というふうに数えます。
これら深さが異なる地形を繋ぐ傾斜(カケアガリ)は、主にヒラメやシーバス、青物がベイトを狙うポイントとして知られています。
とりわけヒラメ釣りにおいて、まずカケアガリを探ることが釣果を出す秘訣と考えられています。
ちなみにカケアガリとは逆に、一段浅い地形への傾斜のことを「カケサガリ」と言います。
カケサガリにも魚が居付くことから、仕掛けを投げる際に釣果を期待できるポイントの一つです。
「カケアガリ」の探し方
ブレイクないしカケアガリは、基本的に砂浜や河口、磯など海なら何処にでも存在します。
ただし、波打ち際からどのぐらいの距離にカケアガリがあるかは場所によって異なるため、自分で探ってみると良いでしょう。
ルアーやオモリを底を探りながら引いていく過程で、竿先が少し重くなる地点がカケアガリです。
「カケアガリ」を攻めるコツ
ブレイクが複数確認できた場合には、手前のブレイク、すなわち第一ブレイクのカケアガリから攻めていくと良いでしょう。
というのも、奥のブレイクでヒットした魚を巻き上げる過程で、手前のブレイクにいる魚を警戒させてしまうからです。
また、カケアガリの上でルアーを引くよりも、なるべく水底近くを泳がせた方が方がヒラメやシーバスを狙いやすいです。
あるいは、カケアガリ付近でアクションを停止し、ルアーの自重で沈ませるのも一つの手です。
動きに変化が加わるため、カケアガリにいる魚の目を引き付けることができます。
「カケアガリ」に有効なルアーは?
カケアガリの攻略には、沈むタイプの「メタルジグ」や「シンキングペンシル」が有効だと言われています。
ルアーを投げたら底まで沈ませ、10回ほど一定の速度で巻き上げて、フォールします。
ひたすらこれを繰り返してカケアガリに潜むターゲットのバイトを誘います。
ミノーを使う場合には、どのぐらいの深さまで潜れるかスペックをよく確認しておきましょう。
ブレイクの水深に適したミノーを使うことが釣果を出すコツです。
ただし、基本は沈みやすいメタルジグ等を使ってブレイクの深さを探りながら、ミノーに切り替えるなど対応を変えていくと良いでしょう。
「カケアガリ」の例文・用例
カケアガリを使った例文・用例を紹介します。
●カケアガリのヒラメを狙う。
●カケアガリが何処にあるのか、見極めるのが難しい。
SNSでの「カケアガリ」の使われ方
今日は3バイト1キャッチ。25くらいのショゴ
カケアガリをネチネチ丁寧に、魚にじっくり見せながら、時には激しく!
恋愛と一緒だな? pic.twitter.com/gOTl2cCRAv— 駿河の特攻の拓ちゃん (@surugatakuchan) August 9, 2022
アクアライン・ウミホタルのカケアガリのシーバスはデカイ! pic.twitter.com/zxGqqkoJdJ
— Ghost SPVP8wp9 (@spvp8wp9) October 22, 2018
「カケアガリ」の類義語
カケアガリの類義語は、「ブレイク」です。
ブレイクとは、水深が一段深い地形のことです。
ブレイクへの傾斜を「カケアガリ」と言います。
「カケアガリ」の対義語・反意語
カケアガリの対義語は、「カケサガリ」です。
カケサガリとは、水深が一段浅い地形への傾斜を指します。