「オカメ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オカメ」の意味とは
オカメとは、焼麩(やきふ)を角切りにした釣り餌のことです。
各メーカーから発売されており、また商品によって大きさや重さなどが異なります。
一方、基本的に麩を切っただけの餌なので、初心者でも簡単に自作することが可能です。
「オカメ」で釣れる魚は?
オカメで釣れる魚として「ヘラブナ」を挙げることができます。
ヘラブナは主に湖沼に生息する魚で、標準和名として「ゲンゴロウブナ」とも呼ばれています。
小さいもので20cm程度ですが、個体によっては60cm以上に成長する場合もあります。
繁殖期は4月から6月頃ですが、寿命が長く基本的に一年中釣れる魚として知られています。
主な食べ物は植物性プランクトンです。
小骨が多いため食用魚として定着していませんが、みそ汁や唐揚げなどに調理すると美味しいようです。
釣りでは専用のヘラザオ・ヘラウキを使ったウキ釣りが主流です。
管理釣り場で「オカメ」が禁止されている理由
警戒心が強く、餌取りが上手なヘラブナでも、オカメを投げると簡単に釣れてしまう…などといった声もあります。
それほど好釣果を期待できるオカメですが、ヘラブナの管理釣り場(釣り堀)ではオカメの使用を禁止していることが多いです。
というのも原材料の麩は軽くて吸い込みやすいため、ヘラブナが飲み込んでしまい傷ついてしまう恐れがあるためです。
また、生き餌もまた寄生虫が魚体に侵入するリスクがあるため、禁じられている場合があります。
「オカメ」以外のヘラブナの餌は?
ヘラブナ用の餌はオカメ以外にも豊富な種類が存在します。
練り餌が主流で、そのバリエーションは数百パターンにも及びます。
オカメと同様に麩を原材料にしたものもあれば、マッシュポテトやウドン、グルテンなどもお馴染みです。
ほかにもトロロ、タピオカ、カレー粉なども考案され、各メーカーで様々な商品開発が行われてきました。
ウドンやグルテンは、主に魚の活性が低い冬季に有効と考えられています。
水中で溶けにくく持ちが効くのが特徴で、冬の寒さで動きが鈍くなっている魚でもゆっくりとアタリに誘うことができます。
一方で、集魚効果は低いと言われており、他のハリにバラケを用意しておくのも一つの手段です。
ちなみに、うどんを餌とする釣法は本来、関西圏の釣り堀で行われていたようです。
一方、ジャガイモを原料としたマッシュポテトやサツマイモ等のダンゴ餌は、関東圏の野釣りが発祥と言われており、麩を原料とした餌はこれらの発展形です。
麩を原料とした釣り餌を初めて商品化したのは「ふまつげん本舗(平成13年に倒産)」で、昭和40年に発売された「ふまつげん」が元祖です。
「オカメ」の例文・用例
オカメを使った例文・用例を紹介します。
●管理釣り場に遊びに行ったらオカメが禁止されていた。
●ヘラブナの釣果が芳しくなかったらオカメを使ったら効果てきめんだった。
SNSでの「オカメ」の使われ方
ヘラブナの管理釣場で『オカメ禁止』ってなってる所が多い?のでなんぞや??と思って『オカメ』をググッてみたら「麩」を吸水させた食わせエサって事が判明した。
『マルキューの一発』シリーズも「オカメ」になるんだよな・・??
多分・・。— まっさ (@massa2704) June 16, 2020
明日、ビン沼に、ヘラブナ釣りに行きます、場所はアルファー前あたりで、餌はオカメと段差バラケでやろうと思ってます。
— ninnniku722 (@ninnniku0722) June 23, 2013
「オカメ」の類義語
オカメの類義語はありませんでした。
「オカメ」の対義語・反意語
オカメの対義語・反意語はありませんでした。