「国葬儀」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「国葬儀」の意味とは
国葬儀とは、国の儀式として閣議決定された葬儀のことです。国葬儀は国が喪主となる形式によって執り行われます。
令和4年9月27日に日本武道館で安倍晋三元首相の国葬儀が実施されたことで話題となりました。その実施に際しては国民の賛否が割れ、反対デモが起こる事態にまで発展しました。過去には昭和42年10月31日に吉田茂元首相の国葬儀が同じく日本武道館で実施されています。
「国葬」との違いや共通点
戦前は国葬令によって国葬が執り行われていましたが、国葬は昭和47年に廃止され、現在ではこのような法律はありません。そのため、根拠となるものがないといえます。
また、かつての国葬では国民が喪に服することを強制していたため、学校や仕事、官公庁などが休みになっていました。これに対し、国葬儀は国民に喪に服することを強制しないため、休みにはなりません。
国葬儀もかつての国葬と同様に、国の儀式として全額国費負担で行われます。
「国葬儀」の語源
「国」の儀式として行われる「葬儀」であることから「国葬儀」と言われています。
「国葬儀」の例文・用例
国葬儀を使った例文・用例を紹介します。
●「国葬儀」が新語・流行語大賞にノミネートされた。
●国葬儀には莫大な費用がかかるので、反対の声が挙がるのも頷ける。
SNSでの「国葬儀」の使われ方
安倍元首相の死去悼む弔電 54カ国から 天皇陛下がご答電https://t.co/2BzrB4NseK
同庁によると、弔電は7月の安倍氏の死去直後や、9月に営まれた国葬儀などの機会に多く寄せられたという。9月に死去した英国のエリザベス女王も生前に弔電を寄せていた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 5, 2022
産経新聞社が10月17日に発表した世論調査でも国葬儀は「よくなかった」59・2%、「よかった」35・2%だった。唯一、賛成が上回ったのは前回も話したように、ツイッターの捨て垢で1人が幾度も投票可能だった『月刊Hanada』の緊急アンケートのみ。(2022/10)
— 田中康夫(ヤッシー・康夫ちゃん)bot (@bot_trane) December 7, 2022
「国葬儀」の類義語
国葬儀の類義語は「国葬」です。国葬は戦前に実施されていた、国民が喪に服することを強制するものです。
「国葬儀」の対義語・反意語
国葬儀の対義語・反意語はありませんでした。