「リタッチ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「リタッチ」の意味とは
リタッチとは、ヘアカラーで新たに伸びた髪の毛を、染めている部分の色に揃えることです。
カラーリングを施した後に成長した髪の毛は、根元の部分が(伸びた分だけ)本来の髪の色のままです。
このように髪の毛が染色されている部分と、そうでない部分でくっきり分かれてしまっている状態を「プリン」と表現します。
いわゆるプリン状態を解消するため、新たに伸びてきた髪の毛を染めている部分の色に揃えるテクニックのことが「リタッチ」です。
失敗することもある難しい技術のため、セルフではなく美容院で施術してもらうのが一般的です。
ちなみに、リタッチの施術可能なプリン状態の範囲は2~3センチ(※)と言われています。
(※美容院によります)
髪の毛の成長スピードは1カ月で1センチ前後なので、染色後3カ月以内に美容院に行くのが最適です。
「リタッチ」のメリット&デメリット
リタッチのメリットとデメリットについて説明します。
まず、リタッチのメリットとして主に以下の3点を挙げることができます。
・値段がリーズナブル
・施術時間が短い
・髪の毛のダメージが少ない
リタッチは通常の染め直し、すなわちフルカラーと比べて安い料金に設定されていることが多いです。
美容院にもよりますが、フルカラーの値段は5000円~8000円台であるのに対して、リタッチは1000~2000円台のお店もあります。
また、フルカラーを注文すると施術時間に通常、1時間以上かかってしまいます。
一方、リタッチはフルカラーに比べて塗布する部分が少ないため、その分時間が短縮されます。
さらに、髪へのダメージも少ないと言われています。
というのも、フルカラーのように髪の毛の同じ部分を何度も染める必要がないため、ダメージが蓄積されないからです。
ただし、リタッチにはデメリットも存在します。
髪の毛の成長とともに元のカラーリングも徐々に色落ちします。
そのため、本来のカラーの色合いを取り戻すには、何度もリタッチを繰り返さずに、時々フルカラーで染め直しする必要があります。
セルフで「リタッチ」できる?
前述のとおりリタッチは難易度の高いテクニックであるため、基本的に美容院で注文するのが無難です。
しかし、必ずしもセルフでできないわけではありません。
セルフでリタッチを行う場合は、一般的なカラー剤・ブリーチ剤で問題ありません。
ただし、泡タイプはリタッチに向かないため、必ずクリームタイプを用意しましょう。
通常、カラーリングは毛先からカラー剤を塗布しますが、リタッチの場合は根元からです。
髪の毛の根元から中間、毛先の順番にしっかりと塗っていきましょう。
洗い流す前に、髪に少しだけお湯をなじませ揉みこみます。
すると、全体が白くなっていきます。
この現象は乳化と呼ばれ、この時にカラー剤が全体に行き渡り、色ムラが軽減されます。
(※参考:https://beauty.hotpepper.jp/doc/bn/glossary/ra/02.html)
「リタッチ」の例文・用例
リタッチを使った例文・用例を紹介します。
●プリン状態が気になるのでリタッチをしてきた。
●セルフでリタッチしたら失敗した。
SNSでの「リタッチ」の使われ方
帰ってきた長女に襟足切ってもらってスッキリ✨やってもらうのはじめてだー。今度はヘアカラーのリタッチ頼みたい。(免許持ち)
— まいばす (@MonPanier12) November 25, 2022
リタッチだけするつもりが全頭ブリーチしてる燃えてる???
— ? (@nemuina___z) November 25, 2022
「リタッチ」の類義語
リタッチの類義語はありませんでした。
「リタッチ」の対義語・反意語
リタッチの対義語・反意語はありませんでした。