「イタイ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「イタイ」の意味とは

イタイとは、はたから見ている者が気まずい気分に襲われるような状況を指す言葉です。見ていて恥ずかしい、空気が読めない、といった様子を表します。
たとえば、年齢に不相応な格好をしている人、少年マンガに出てくるようなクサイせりふを恥ずかしげもなくいってしまう人に対して「イタイ人」という風に使います。

「イタイ」の語源

「気の毒で見ていられない」という意味の「痛々しい」を由来とする説と、「その場にいることが耐えられない気持ち」を表す「いたたまれない」という意味を由来とする説とがあります。
「痛々しい」にある「相手に深く同情する」という意味が「イタイ」にはないこと、「いたたまれない」が「イタイ」にあまり語感が似ていないことなどから、「イタイ」に関して語源を説明できる決定的な説は今のところ見つかっていません。

「イタイ」の派生語

「イタイ」の派生語を代表するものとして「痛車(イタシャ)」があります。「はたから見てから見ていて恥ずかしい車」を意味し、アニメの美少女キャラクターのイラストなどがデザインされた車のことを指します。イタリア製の車を指す俗語「イタ車」と「イタイ車」とをかけて生まれた言葉と言われています。「イタイ」は本人が恥ずかしさを自覚していない場合に使われる言葉ですが、「痛車」はオーナーが自称することもあります。

「イタイ」の例文・用例

イタイ

イタイを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●50代でその髪型はイタイかな。
●元カノ、めちゃくちゃイタイ人だったから別れたよ。

SNSでの「イタイ」の使われ方

「イタイ」の類義語

イタイの類義語は「みっともない」です。「みっともない」は「イタイ」と同様に「はたから見ていて恥ずかしい人」を表します。「みっともない」は本人が恥ずかしさを自覚しているかどうかに関わらず使えますが、「イタイ」は本人が恥ずかしさを自覚していない場合に使います。

「イタイ」の対義語・反意語

イタイの対義語・反意語はありませんでした。