「内股膏薬(うちまたごうやく)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「内股膏薬」の意味とは

内股膏薬(うちまたごうやく)とは、しっかりとした意見がなく、その時々の気持ちであっちについたりこっちについたりすること。またはそのような節操のない人を表す四字熟語です。「うちまたこうやく」とも読みます。

「内股膏薬」の語源

内股膏薬とは、股の内側に塗った膏薬(あぶらやろうで練り合わせて作った外用薬)が、動くたびに右足についたり左足についたりすることを意味しています。

「内股膏薬」の英語表現

内股膏薬を英語で表すと次のような表現になります。

・He jumps whichever way the wind is blowing.(彼は内股膏薬だ)
[出典:小学館 プログレッシブ和英中辞典]

「内股膏薬」の例文・用例

内股膏薬を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの後輩、つい先日上司の陰口を叩いていたのに、味方についてほしいときだけ媚を売ろうとしてるよ。内股膏薬で信用ならないな。
●彼は内股膏薬だから気をつけないといけない。

SNSでの「内股膏薬」の使われ方

「内股膏薬」の類義語

内股膏薬の類義語は四字熟語でいうと「二股膏薬(ふたまたごうやく/ふたまたこうやく)」や「股座膏薬(またぐらごうやく/またぐらこうやく)」です。どちらも意味は内股膏薬と同じです。
また、四字熟語以外では「日和見主義(ひよりみしゅぎ)」が挙げられます。これは、ある定まった考えに基づいて行動するのではなく、自分に都合のよい方へつこうと、形勢をうかがう態度をとることを指します。

「内股膏薬」の対義語・反意語

内股膏薬の対義語・反意語は「志操堅固(しそうけんご)」や「初志貫徹(しょしかんてつ)」です。志操堅固は、志や主義などを堅く守り、何があっても変えない様子を表す言葉です。初志貫徹は、初めに心に決めた志を最後まで貫き通すことを表す言葉です。

四字熟語

Posted by 亜樹南川