「ロート」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ロート」の意味とは
ロートとは、コーヒー抽出器具であるサイフォンの部品のひとつで、フィルターとコーヒー粉を入れて上部にセットする円筒型のガラス器具です。
「ロート」の役割とサイフォンの仕組み
アルコールランプで水を入れたフラスコの底を温めることにより、水蒸気が膨張してお湯が上部のロートへ移動します。それによりロート内にセットしておいたコーヒー粉とお湯が混ざり合い、コーヒーを抽出します。その後、アルコールランプを外すことにより、水蒸気が冷やされて収縮し、フラスコ内にコーヒーが再度吸い込まれます。
「ロート」の種類
ロートにはさまざまな大きさや形状のものがあります。形状は直線状のものや曲線状のもの、お花の形などのこだわりのあるものまで、さまざまな種類のものがあります。大きさや形状によって見た目の楽しみ方が変わるだけでなく、抽出量や、味・香りにも違いが生じると言われています。
「ロート」の例文・用例
ロートを使った例文・用例を紹介します。
●ロートにお湯が吸い上げられる様子は、まるで実験を見ているみたいでワクワクする。
●大切にしていたサイフォンのロート部分だけが割れてしまった。
SNSでの「ロート」の使われ方
イモトの珈琲「今日も良き1日になりますように」を豆で購入でき、せっかくなので今朝サイフォンで淹れました。
いつ見ても、ロートに湯が吸い上げられるのと、抽出された珈琲がサーバーに移動するのを見るのが好きです。#イモトアヤコ#coffee#siphon#siphoncoffeepic.twitter.com/jMKQSpI1c0— Shizu24681 (@Shizu24681) June 4, 2023
実家は昔喫茶店を営んでいた。母がサイフォンでコーヒーの淹れる姿がかっこよく、中学生だったわたしも習った。フラスコの水が温まり、ロートへ上がってコーヒー粉と混ざる様子は、理科の実験のようで何度見ても飽きなかった。
当時コーヒーは苦手だったけどサイフォン式の淹れ方と香りは好きだった。— 中江有里 yuri nakae (@yurinbow) April 28, 2021
「ロート」の類義語
ロートの類義語は「上ボール」です。サイフォンの上部にセットするものであることからこのように呼ばれています。意味はロートと同じです。
「ロート」の対義語・反意語
ロートの対義語・反意語はありませんでした。