「DH」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「DH」の意味とは
DHとは、「Designated Hitter」の略で、指名打者という意味です。
指名打者とは、通常は打撃が得意な選手が、攻撃時に投手の代わりに打席に立つ役割のことで、1973年にアメリカンリーグで初めて導入されました。
指名打者は守備をせずに攻撃に専念することができるため、攻撃力アップにつながります。
右投げの右打者である投手は、左投げの左打者に対して不利であるために、打席に立つのを避ける傾向にあります。
しかしDH制を導入することで、右投げの右打者である投手も、左投げの左打者に対して打席に立つことができるため、チームの攻撃力を向上させることが可能です。
「DH」の語源
DHの語源は、英語の「Designated Hitter」を略した言葉です。
「DH」のメリット
DH制によって、攻撃力アップにつながります。
指名打者は、守備をする必要がなく、攻撃に専念することができるため、通常の打者よりも打率や出塁率が高くなる傾向があるからです。
また、DHは、投手の負担を軽減することができます。
投手は、打撃の練習をあまりしないため、打撃が苦手な選手が多いですのですが、DH制を導入することで、投手は打席に立つ必要がなく、打撃練習に時間を費やすことができます。
その結果、投手の怪我を予防するしていると言えるでしょう。
さらに、DH制は、試合の進行をスムーズにします。
DH制によって、投手が打席に立つ必要がなくなるため、試合の進行が早くなるからです。
観客もより快適に試合を観戦できます。
「DH」のデメリット
メリットが多い一方で、DHにはデメリットもあります。
ひとつは守備力の低下です。
指名打者は、守備をする必要がないため、守備力が低下する傾向があります。
ふたつめは、試合の面白さを損なう可能性があることです。
DH制を導入することで、投手が打席に立てなくなり、試合の展開が単調になることがあります。
みっつめは、DH制は、野球の伝統を守る観点から反対する意見があることです。
野球というスポーツは、投手が打席に立つことができますが、DH制の導入で、この伝統が失われると考えられるからです。
「DH」の例文・用例
DHを使った例文・用例を紹介します。
●ナショナルリーグでは、昨年までDH制は採用されていませんでした。
●メジャーリーグでは、DHが採用され、打撃好調の打者が誕生し、チームの攻撃力を高めています。
SNSでの「DH」の使われ方
《春季キャンプ》
加藤豪将選手
右示指末節骨骨折から完全復活に向けて、スローイングを再開し、二塁でのノックも受けた。「自分自身はDHが大嫌い。守りがあるからこその野球。今まではしょうがなくDHをやらせてもらっていたので、これからは守備に就きたいです」 pic.twitter.com/QTugn6EkHP
— Fighters☆SPIRITS β (@hnhfspir) February 22, 2023
こんばんは😃🌃
一人でも多く試合に出るために、高校野球もDH制導入するべき。
また、第二第三の大谷翔平を育てるために、大谷ルールも高校野球に導入するべき!😁#TLを花でいっぱいにしようpic.twitter.com/DiLFIca0wS— ミラビリス (@1q67111go) March 29, 2023
「DH」の類義語
DHの類義語は、「指名打者」「代打要員」です。
意味は、DHと同様です。
「DH」の対義語・反意語
DHの対義語は、「投手」「投打二刀流」です。
DH制ではない場合、投手も打席に入らなければならないので、打撃に優れた選手は貴重な存在です。