「ゴールデングラブ賞」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ゴールデングラブ賞」の意味とは
ゴールデングラブ賞とは、日本プロ野球における1シーズン中で最も守備力に優れた選手に贈られる表彰の一つです。
セ・パ各リーグで1ポジションにつき1名、すなわち毎年計18名(9人×2リーグ)が選出されます。
ただし、各ポジションにつき2名選ばれることもあり、各リーグ10名以上になる場合もあります。
正式名称は『三井ゴールデン・グラブ賞』で、「三井広報委員会」によって提供されている賞です。
元々『ダイヤモンドグラブ賞』として1972年にスタートしましたが、1986年に現在の名称に変更されました。
投手に贈られるタイトルと言えば『最優秀防御率』や『最多勝利』も有名ですが、これらの公式表彰とは別枠の「特別賞」として位置付けられています。
受賞者には「ゴールデングラブ」という名称の通り、台座に金色のグローブ(またはミット)とボールを飾ったトロフィーが贈られます。
ちなみにこの黄金のグローブは、表彰された選手愛用のものを模して作られており、さらに革製のため実際に使用できるそうです。
「ゴールデングラブ賞」の受賞条件
ゴールデングラブ賞は、各ポジションでプロ野球記者の投票による得票が最も多かった選手に表彰されます。
ただし、前提として以下の条件を満たしている必要があります。
・規定投球回を満たしている
・(投手の場合)所属チームの年間試合数3分の1以上に登板している
・(捕手・野手の場合)所属チームの年間試合数2分の1以上に同じポジションで出場している
しかし、必ずしも上記の要件に当てはまらない例もあり、しばしば批判されます。
また、投票者の要件として、日本の報道機関に所属していて、5年以上の取材経歴のある記者に限られています。
「ゴールデングラブ賞」に関する記録
ゴールデングラブ賞を最も多く受賞している選手は福本豊です。
1972年から83年までのパ・リーグにおいて、外野手部門で合計12回表彰されています。
福本の記録は、最多受賞回数であるのと同時に、最多連続受賞回数(12回連続)でもあります。
投手部門では西本聖と桑田真澄が同着で8回受賞しています。
「ゴールデングラブ賞」と間違われやすい賞
ゴールデングラブ賞と名称が似ているために、間違われやすい賞として「ゴールドグラブ賞」と「ゴールデングローブ賞」があります。
ゴールドグラブ賞は、アメリカ合衆国のメジャーリーグにおいて、守備力に秀でた選手に贈られるタイトルの一つです。
正式名称は「ローリングス・ゴールドグラブ賞」です。
一方、「ゴールデングローブ賞」は、同じくアメリカ合衆国における優れた映画またはドラマに贈られる賞です。
「ゴールデングラブ賞」の例文・用例
ゴールデングラブ賞を使った例文・用例を紹介します。
●今年はゴールデングラブ賞を狙えそうだ。
●残念ながらゴールデングラブ賞に手が届かなかった。
SNSでの「ゴールデングラブ賞」の使われ方
青柳9連勝&12勝とは素晴らしい???
今の調子ならシーズン20勝はともかく最優秀中継ぎ、セーブ王以外の投手タイトル総なめ、ゴールデングラブ賞、ベストナイン受賞いけそうだ‼️
うまくいけばセリーグMVPもありそうだ‼️— 神奈川の虎党@ケンシロウ (@HANSHINKENSHIRO) August 2, 2022
中野が2度の好プレー魅せた‼️
やはり中野の守備は素晴らしいね????????
中野は今年ゴールデングラブ賞受賞いけそうだ‼️
勿論ベストナイン受賞もいけそうだ‼️— 神奈川の虎党@ケンシロウ (@HANSHINKENSHIRO) August 2, 2022
「ゴールデングラブ賞」の類義語
ゴールデングラブ賞の類義語はありませんでした。
「ゴールデングラブ賞」の対義語・反意語
ゴールデングラブ賞の対義語・反意語はありませんでした。