「タイスコア」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「タイスコア」の意味とは
タイスコアとは、野球で同点のことです。
野球の試合は9回表裏で構成されていますが、タイスコアのまま9回が終了する場合があります。
この場合の対応に関して、全体的な決まりはなく大会ごとの規則に沿って執り行われます。
ちなみに日本プロ野球では、9回終了時にタイスコアであった場合には、基本的に12回までの延長が可能です。
「タイスコア」時に早く決着を付けるルール
野球の試合において延長ルールを採用しても、延々と決着が付かない場合や、結局引き分けで終わってしまうことがあります。
このようなタイスコア時の膠着状態を早期解消させるために「タイブレーク」と呼ばれるルールが採用される場合があります。
「タイ」とはタイスコアと同様に英語で「同数均衡 」を意味し、「ブレーク」は「破る」です。
すなわち「同点の状態を破る」ことを指します。
一般的なタイブレークでは、延長戦で「ノーアウト&ランナー1・2塁」の状態で始められます。
これにより両チームに得点が入りやすい状況を作り出すことができます。
以下では、各大会におけるタイブレークの導入状況を説明します。
高校野球の場合
高校野球の甲子園大会では、タイブレークが導入されています。
延長戦12回が終了しても決着が付かない場合に、13回からタイブレークで始まります。
甲子園大会でのタイブレークでは「ノーアウト&ランナー1・2塁」でスタートし、1塁には前回の最終打者、2塁には最終打者の前の打者がランナーとして配置されます。
13回以降は決着がつくまで、タイブレークが継続します。
日本プロ野球の場合
日本プロ野球では、基本的にタイブレークはありません。
延長戦12回で決着が付かなければ「引き分け」として試合が終了します。
ただし、21年には早期決着を目的として延長戦を実施しなかった例があります。
また、同年の日本シリーズにおいて、11月一杯で決着が付かなかった場合を想定して、変則的なタイブレークを設ける案が採用されていました。
しかし、11月27日に優勝チームが決まったため、タイブレークの実施には至りませんでした。
メジャーリーグの場合
タイブレークが本格的に導入されている大会として、アメリカのリーグ戦を挙げることができます。
メジャーリーグでは、9回終了時点でタイスコアだった場合に、10回からの延長戦をタイブレークで行います。
メジャーリーグのタイブレークでは「ノーアウト&ランナー2塁」と規定されており、前回の最終打者が2塁ランナーとして配置されます。
「タイスコア」の例文・用例
タイスコアを使った例文・用例を紹介します。
●タイスコアのまま延長戦に入る。
●この回でタイスコアまで点を稼ぎたい。
SNSでの「タイスコア」の使われ方
高校野球兵庫 5回戦
神戸国際大附?明石商
5回終了
白熱のタイスコア!#高校野球#高校野球兵庫#kokoyakyu#神戸国際大附#甲子園pic.twitter.com/zt0BgdbE1k— ?国際坊や?… (@bspcg1) July 22, 2021
よっしゃー!??????
日本、勝ったー!#野球
お、張本君も逆転勝ちでタイスコア!#卓球男子— supermalt5 (@supermalt2104) August 4, 2021
「タイスコア」の類義語
タイスコアの類義語はありませんでした。
「タイスコア」の対義語・反意語
タイスコアの対義語・反意語はありませんでした。