「安パイ(あんぱい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「安パイ(あんぱい)」の意味とは
安パイ(あんぱい)とは、「安心」「ノーリスク」「心配がない」「無難なこと」という意味です。
「安パイ(あんぱい)」の語源
安パイ(あんぱい)は、もともと麻雀用語である「安全牌(あんぜんぱい)」を短縮した言葉で、その牌(パイ)を捨てても、相手がアガることができないと思われる牌のことを指します。
その意味が転じて、若者の間で、危険がなく安全であること、またそのようなモノ・人のことを「安パイ(あんぱい)」と呼ぶようになりました。
「安パイ(あんぱい)」の使い方
簡単にいってしまえば、安パイは「安心でしょう!」「大丈夫!」ということです。
使い方としては、例えば、「昼食会のメニューはカレーを選んでおけばあんぱい」は、「カレーを選んでおけば(嫌いな人が少ないので)文句を言う人が少ないので大丈夫だろう」というニュアンスになります。
「安パイ」は良い意味でも悪い意味でもの捉えられるので、使う際は相手を馬鹿にしていないか、傷つけていないか注意しましょう。
方言としての「あんぱい」
北海道道南地方の方言に「あんぱい」という言葉があります。
「ホラ・嘘・口がうまい」といった意味を表します。
日常で使われている麻雀用語
「安パイ(あんぱい)」以外にも日常で使われている麻雀用語があります。
聴牌(てんぱい)→テンパる
あと1枚必要な牌が揃うとアガりの形が完成する状態、アガり直前の状態という意味の「聴牌」が、「聴牌」→「テンパっている」→「テンパる」と変化。
パニックになって焦ることを指す言葉として使われています。
例:新人の頃、ランチで混雑してテンパって注文ミスしてしまった。
立直(リーチ)
聴牌を宣言する行為、およびその宣言によって成立する役のことを指します。
日常的には、物事が完成する一歩手前の状態という意味を表します。ビンゴなどのゲームにおいても使われることがあります。
例:リーチ!あと1つでビンゴです!
面子(めんつ)
牌の組み合わせ、または対戦相手の顔ぶれのことを意味します。
麻雀以外でも、何かの集まりの参加者やメンバーという意味で使われています。
例:今日のフットサルのメンツは最高だった。
連荘(れんちゃん)
一人のプレイヤーが複数の局で連続して親を担当するという意味が転じて、物事が連続する様子を指す言葉として広く使われています。
また、パチンコやパチスロで大当たりが連続で出ることも連荘といいます。
例:今日で飲み会3連チャンだ。
オーラス
和製英語All Lastを略した言葉で、対局の中の最後の局のことを指します。
日常的にも、最後の最後という意味で使われることがあります。
また、アイドルグループやアーティストのツアー最後の公演はオーラスと呼ばれています。
例:オーラスはDVD収録があるかもしれないから絶対行きたい!
ワンチャンス(ワンチャン)
同じ種類の数牌が3枚見えている状態を指します。
日常的には、特に若者の間で難しいけどチャンスはあるという意味合いで「ワンチャンある!」などと使われます。
例:明日はバイトあるけど早く終われば飲み会ワンチャン行ける。
「安パイ(あんぱい)」の例文・用例
安パイ(あんぱい)を使った例文・用例を紹介します。
●満喫カラオケで時間潰して帰るのが安パイ
●部長の承認をもらうタイミングは、機嫌のいい金曜の定時前が安パイ
SNSでの「安パイ(あんぱい)」の使われ方
明日大食いだから気合い入れに二郎 来たけどチキって野菜マシにしたけどあんぱいだったコンディションは最高かもしれん今日は pic.twitter.com/kE6kFTeLeM
— LiQ (@98EMMA_ABSOLUTE) October 6, 2020
お土産渡した。300円?お気に召したようだwサメシリーズはあんぱい? pic.twitter.com/30U1sPaoP8
— ミズシマ?岡山のmodel3? (@mizushima441) October 3, 2020
「安パイ(あんぱい)」の類義語
安パイ(あんぱい)の類義語は、「安全パイ」「安全牌」「確実な人」「危険のない人」「無難な人」です。
「安パイ(あんぱい)」の対義語・反意語
安パイ(あんぱい)の対義語・反意語はありませんでした。