「絵に描いた餅」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「絵に描いた餅」の意味とは
絵に描いた餅とは、絵に描かれた餅がどんなに上手であっても、腹の足しになることはないことから、何の役にも立たないことや、実現しないこと、無駄なことという意味です。
「画餅(がべい)」とも言われます。
「絵に描いた餅」の語源
「絵に描いた餅」は「画餅」が語源となっていますが、画餅の由来は三国志時代の歴史書である「魏書」と言われます。
魏書の「名は地に画きて餅を作るが如く」という一文が、「地面に描いた餅が食べられないのと同様、評判や名声は役には立たない」という意味合いの文章であり、それが「絵に描いた餅」に変化して広まったとされているようです。
「絵に描いた餅」の例文・用例
絵に描いた餅を使った例文・用例を紹介します。
●その発言は、絵に描いた餅のようで無責任すぎる。
●マニュアルを整備して周知しないと、経営者の考えも単なる絵に描いた餅になる。
SNSでの「絵に描いた餅」の使われ方
今日は投票日だが、どの政党も選挙時期になると出来もしない絵に描いた餅を並べ立てて、好きにピーピーと囀ずる政治家どもが、どいつも詐欺師にしか見えない。
かと言って投票しないと変わらないし。。。さぁどの詐欺師の話に乗るか決めに行こうか。 pic.twitter.com/XvxuNfYdYV— 大熊猫@Oちゃん (@cureA_5minutes) July 10, 2022
ロングフェロー「人生の賛歌」:「楽しみも悲しみも、吾らの定めれた行手でなく道でもない、明日ごとに今日よりも進んだ吾らになるよう行動することこそ、吾らの目的だ、道だ。…絶えず成し遂げつつ、絶えず追い求めつつ、労働して待つあることを学ぼうではないか。」:
絵に描いた餅に過ぎないのか… pic.twitter.com/jwGq2UQN3L
— 翁(旧姓:放浪流離) (@xMHMfyLUN5DGTAM) July 5, 2022
「絵に描いた餅」の類義語
絵に描いた餅の類義語は「捕らぬ狸の皮算用」や「机上の空論」です。
「捕らぬ狸の皮算用」は、目論見だけで現実味のない計算のことや、まだ手に入れていないものをあてにすることを言います。
「机上の空論」は、頭の中だけで組み立てた、実現が難しい計画のことです。
「絵に描いた餅」の対義語・反意語
絵に描いた餅の対義語・反意語は「不言実行」です。
「不言実行」は、理屈を並べずにすべきことをして結果を出すことを言います。