「絵に描いた餅」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2022-08-20

「絵に描いた餅」の意味とは

絵に描いた餅とは、絵に描かれた餅がどんなに上手であっても、腹の足しになることはないことから、何の役にも立たないことや、実現しないこと、無駄なことという意味です。

「画餅(がべい)」とも言われます。

「絵に描いた餅」の語源

「絵に描いた餅」は「画餅」が語源となっていますが、画餅の由来は三国志時代の歴史書である「魏書」と言われます。
魏書の「名は地に画きて餅を作るが如く」という一文が、「地面に描いた餅が食べられないのと同様、評判や名声は役には立たない」という意味合いの文章であり、それが「絵に描いた餅」に変化して広まったとされているようです。

「絵に描いた餅」の例文・用例

絵に描いた餅

絵に描いた餅を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●その発言は、絵に描いた餅のようで無責任すぎる。
●マニュアルを整備して周知しないと、経営者の考えも単なる絵に描いた餅になる。

SNSでの「絵に描いた餅」の使われ方

「絵に描いた餅」の類義語

絵に描いた餅の類義語は「捕らぬ狸の皮算用」や「机上の空論」です。
「捕らぬ狸の皮算用」は、目論見だけで現実味のない計算のことや、まだ手に入れていないものをあてにすることを言います。
「机上の空論」は、頭の中だけで組み立てた、実現が難しい計画のことです。

「絵に描いた餅」の対義語・反意語

絵に描いた餅の対義語・反意語は「不言実行」です。
「不言実行」は、理屈を並べずにすべきことをして結果を出すことを言います。