「枝葉末節(しようまっせつ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「枝葉末節」の意味とは
枝葉末節(しようまっせつ)とは、物事の本質から外れた些細な部分や、重要ではない事柄
を表す四字熟語です。
例えば、会議において、議題の内容よりも参加者の服装や発言の順番にばかりこだわってしまうような場合、「枝葉末節にとらわれる」と表現することができます。
「枝葉末節」は、本質を見失わないために重要な言葉です。物事を深く考える際には、常に「何が本当に大切なのか」ということを意識する必要があります。
「枝葉末節」の語源
「枝葉」は、幹から生えた枝や葉を指し、「末節」は枝の先端にある節を指します。これらを組み合わせることで、「本質ではない部分」という意味を表しています。
「枝葉末節」の英語表現
枝葉末節を英語で表すと次のような表現になります。
・minor details
・minor problems
・distractions from the main issue
[出典:ジーニアス英和辞典]
「枝葉末節」の例文・用例
枝葉末節を使った例文・用例を紹介します。
●このプロジェクトを成功させるためにも、枝葉末節な議論に時間を費やすのは避けよう。
●受験勉強では、枝葉末節にとらわれて細かい知識ばかり詰め込むよりも、重要なポイントを理解することが大切だ。
SNSでの「枝葉末節」の使われ方
『ONE LOVE』の美点の一つに2時間を超えてないってのはあると思うね。1時間47分。
ボブ・マーリー程のレジェンダリーな人物を描くとなれば2時間半から3時間を要しても文句は出ないと思うが、枝葉末節は捨てて描くべき要点を捉えてたのが好印象。そもそも最近2時間超えの映画が多すぎるんよ。絞ろう。 pic.twitter.com/G9TdGcF8Fo— ぴくナゲ (@Nuggets85527221) May 22, 2024
私、普段は「にほん」読みで、時たま「にっぽん」と読むことがあるくらいです。
「にほん」読みか「にっぽん」読みか、そんな枝葉末節にこだわるのはもう、最近は馬鹿らしく思えてきた。
だから「にっぽん」読みが戦前の軍国主義を想起させるとかは、その逆張りでネトウヨがやたら「ニッポン」を→ https://t.co/GTNQLh8N7O— 酔いどれカエル坊主 (@yoidorekerokero) May 29, 2024
「枝葉末節」の類義語
枝葉末節の類義語は「重要でない」、「取るに足らない」、「些細な」、「たわいもない」、「大したことのない」などです。いずれも、物事の本質ではないことを指すときに使う言葉です。
「枝葉末節」の対義語・反意語
枝葉末節の対義語・反意語は「大所高所(たいしょこうしょ)」です。大所高所とは、物事を全体から見渡し、細かい部分にとらわれずに広い視野で考えることを意味する四字熟語です。