「後生大事(ごしょうだいじ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「後生大事」の意味とは
後生大事(ごしょうだいじ)とは、一生懸命物事にはげむことや、非常に物事を大切にすることを表す四字熟語です。
「後生大事」の語源
「後生大事」の「後生」は仏教の言葉で死んだ後の世界、つまり「来世」を表し、「大事」は「大切にすること」を表します。「後生大事」は元々、「来世を幸せに生きるには、一心不乱に仏道にはげむことが大事である」という仏教の教えを説いた言葉です。そこから「物事を大切にする」という意味が生まれました。
「後生大事」の英語表現
後生大事を英語で表すと次のような表現になります。
・with the greatest care(後生大事に)
・keep old magazines with the greatest care(古い雑誌を後生大事に取っておく)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「後生大事」の例文・用例
後生大事を使った例文・用例を紹介します。
●彼女は祖母からもらった形見のネックレスを後生大事にしている。
●娘はそのぬいぐるみを小さいときからずっと後生大事に持ち歩いている。
SNSでの「後生大事」の使われ方
とーどきまーしたよー!ありがとう!
なお、時報機能(アラーム)はございません。
後生大事に保管…するのは好きじゃないのでボロボロになるまで使ってやりますよ!#セイカフェス#セイカフェス2022#ニコニコ動画pic.twitter.com/Tsc9dmm0Q1— 牛乳先生 (@tukihatu) September 23, 2022
ipadmini4とかiphone7とかを2022年になってもしつこくしつこく後生大事に愛用し続けていることからもお察しの通り、持ち物は利便性や合理性よりも「ときめくか否か」だけで選び愛でるように使い続ける質なので、今かなりipadAir4に傾いてる。トキメキ重視。ピンクかブルーが欲しい?
— あてな (@athenaxbrand) September 30, 2022
「後生大事」の類義語
後生大事の類義語は「大切にする」、「大事にする」、「愛おしむ」です。いずれも意味は後生大事と同じです。また、「温存」も似たような意味を表しますが、使わないで大事に保存しておくことを意味します。「使わないで」という意味が込められているところが「後生大事」にはないニュアンスです。
「後生大事」の対義語・反意語
後生大事の対義語・反意語は「ぞんざい」や「粗末」です。いずれも物事をいい加減に扱うことを意味します。