「七転八起(しちてんはっき)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「七転八起」の意味とは

七転八起(しちてんはっき)とは、何度失敗してもくじけず、諦めずに挑戦を繰り返すこと。また、人生には浮き沈みがあることのたとえを表す四字熟語です。「七転び八起き」の四字熟語として用いられています。一般的には「七転び八起き」の方が主流です。また、「七転八起」の読み方を「ななころびやおき」とすることもあります。

 

失敗と再起を繰り返す状況で使われたり、座右の名として使われたりする言葉です。

「七転八起」の語源

「七転八起」の由来は諸説ありますが、その一説は、仏教によるもので、倒してもすぐ起き上がるだるま像に由来すると言われています。なお、生まれてすぐは誰かの手を借りなくては起き上がれないことから、初めて立ち上がるときを1回目と数えるため、転ぶ回数(七)より起き上がる回数(八)の方が多くなっています。起き上がる回数に「8」という数字を用いたのは、末広がりで縁起がいいからという説や、単に語呂がいいからという説があります。

「七転八起」の英語表現

七転八起を英語で表すと次のような表現になります。出典元の和訳は「人生は七転び八起きだ」となっていますが、「人生は七転八起だ」と同義となります。

・Life is full of ups and downs.[出典:ジーニアス和英辞典]

「七転八起」の例文・用例

七転八起

七転八起を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●人生というものは七転八起、失敗してもまた立ち上がればいい。
七転八起の精神で頑張ります。

SNSでの「七転八起」の使われ方

「七転八起」の類義語

七転八起の類義語は「不撓不屈(ふとうふくつ)」や「栄枯盛衰(えいこせいすい)」です。
「不撓不屈」は「苦労や困難にあっても、ひるまずに立ち向かう様子」を意味する四字熟語です。
「栄枯盛衰」は「人生や世の中は、栄えるときもあれば衰えるときもあること」を意味する四字熟語です。

「七転八起」の対義語・反意語

七転八起の対義語・反意語は「万事休す(ばんじきゅうす)」です。意味は、すべての事柄において、何とも施すべき方法がなく終わることを意味しています。

四字熟語

Posted by 亜樹南川