「ターン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ターン」の意味とは

ターンとは、ターン制ゲームにおける各プレイヤーの番のことです。

ターン制ゲームとは、複数人で順番に行動するよう定められてるゲームのことです。

そして、順番が回ってきて行動可能になる機会を「番」あるいは「ターン」と言います。

自分のターン時に行うことができる行動は、例えば、将棋なら「一手を指す」、すごろくなら「サイコロ振る」「コマを進める」「マスの指示に従う」という具合に、プレイ内容はゲームごとに異なります。

前述のとおり、ターン制ゲームは複数人で順番に行動しますが、最後のプレイヤーのターンが終了すると、最初のプレイヤーにターンが戻り、再び同じ順番で進行していきます。

ゲームを開始してから最初のターンを「1ターン(いちたーん)」、次のターンを「2ターン(にたーん)」と呼びます。

また、最初のプレイヤーから最後のプレイヤーまで行動を終えるまでのスパンのことを「巡」と言います。

初回は「一巡目」、次の巡は「二巡目」です。

原則としてターンが回ってきたプレイヤー(ターンプレイヤー)以外は行動できない決まりになっていますが、ターンプレイヤーの行動に対応しなければならないシーン(※)もあります。

(※例えば、すごろくのマスには、しばしばターンプレイヤー以外のプレイヤーに向けられた指示があります)

また、ゲームの特異なルールによって、ターンの順番が逆回りになったり、特定プレイヤーの順番が数ターン飛ばされる…など必ずしも順番通りにターンが回ってくるとは限りません。

このようなターン制のルールは、古来より将棋やトランプ、すごろくなどのテーブルゲームで行われてきましたが、現代ではコンピュータゲームにおいて、後述する「コマンドバトル」や「ストラテジー」等のジャンルで採用されることがあります。

「ターン」の種類

コンピュータゲームにおいて「ターン」制は、主に以下のジャンルで採用されていることが多いです。

・コマンドバトル
・ストラテジー

各ジャンルと具体的なゲーム作品について説明します。

ターン制コマンドバトル

コマンドバトルとは、コマンド(コンピュータへの指令)を入力して対戦するゲームのことです。

ターン制では、ターンを交互に繰り返しながら対戦します。

ターンの順番は、多くの場合「素早さ(すばやさ)」の能力値が高いほうが優先されます。

ターン制コマンドバトルを採用しているゲーム作品として、以下の3例が有名です。

・ドラゴンクエストシリーズ
・ポケットモンスターシリーズ
・ペルソナシリーズ

このように主にRPG作品に実装されることが多いです。

ターン制ストラテジー

ストラテジーとは戦略・戦術を熟考し、計画を練りながら進行していくゲームのことです。

ターン制が導入されているストラテジーでは、順番通りにターンを交代しながら進めます。

リアルタイムに進行する「リアルタイムストラテジー」と異なり、1ターン1ターンじっくり考えて行動を選択することができます。

ターン制ストラテジーの有名な作品として以下の3例を挙げることができます。

・シヴィライゼーション
・スーパーロボット大戦シリーズ
・ファイアーエムブレムシリーズ

「ターン」の例文・用例

ターン

ターンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●次のターンが回ってくるまで戦略を練る。
●素早さが高いので先にターンが来るはず。

SNSでの「ターン」の使われ方

「ターン」の類義語

ターンの類義語は、「手番」です。

手番とは、将棋や囲碁におけるターンのことです。

「ターン」の対義語・反意語

ターンの対義語は、「アクティブタイム制」「リアルタイムストラテジー」です。

アクティブタイム制とは、主にRPGなどで行動ゲージが溜まった順に行動できるバトルシステムのことです。

リアルタイムストラテジーとは、リアルタイムで戦略を練り、行動するストラテジーゲームのことです。

ゲーム用語

Posted by 杏奈琴湖