「ドボジョ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ドボジョ」の意味とは
ドボジョとは、土木系女子、土木女子の略で、建設業界で土木系の仕事に携わる女性や、土木関係の学問を学んでいる女子学生という意味です。
「ドボジョ」の語源
ドボジョの語源は、土木系女子や土木女子という造語です。
土木系女子、土木女子を省略して、ドボジョと表記します。
2011年ごろから使われ始めました。
「ドボジョ」の特徴
土木建設の仕事に携わる女性のことをさします。
女性には向かないと思われがちな力仕事を行ない、男性ばかりの土木建設業界において活躍する女性に着目した言葉です。
「ドボジョ」の普及の背景
これまでは女性が進出していなかった業界や分野で活躍する女性をさして、「○○女子」という言葉が流行しました。
「理系女子」、「カメラ女子」など、これまで男性の方が多い(現状でも男性が大多数の)業界や分野で使われることが多いです。
「ドボジョ」の使用は控えるべき?
「ドボジョ」に限らず、「○○女子」「○○ガール」などの言葉には、男女の性差が大きく反映されており、使うのに抵抗がある人も少なくありません。
あえて「○○女子」「○○ガール」と女子を強調することが、女性を特別視し、軽視しているという見方もあります。
使用する際には、どのような文脈で使われているのか判断しましょう。
「ドボジョ」の派生パターン
土木女子を「ドボジョ」と略すのと同様に、「○○女子」を「○○ジョ」と省略する呼称をいくつか紹介します。
リケジョ
理系女子の略です。理系に進学する女子学生や、理系の職に就く女性をさして使われるようになりました。
歴女(レキジョ)
歴史女子の略です。歴史が好きだったり、歴史にまつわることを熱く語れる女性をさして使われるようになりました。
ノケジョ
農学系女子の略です。農業に目覚めた女子のこと、特に大学などで農学系の学問を先行する女子学生をさして使われるようになりました。
「ドボジョ」の普及の背景
2011年から2013年にかけて、漫画家・松本小夢による、土木作業に打ち込む女性を主人公とした『ドボジョ!』(講談社)というタイトルの漫画が連載されました。
また、2014年には、土木関係の現場で働く女性の写真集『土木女子!』(清文社)が発売されました。
これらの漫画や写真集の影響で、従来は女性が従事するとは思われてこなかった土木系の仕事に就く女性への注目が高まりました。
「ドボジョ」の例文・用例
ドボジョを使った例文・用例を紹介します。
●ドボジョはかっこいい。
●ドボジョもリケジョもどんどん増えているみたい。
SNSでの「ドボジョ」の使われ方
今回の動画は
新卒ドボジョの現場に事務員さんと女性目線パトロールに行きました!
是非見てほしい
最近の現場事務所の設備を!
ザッツ働き方改革!
そして広々な事務所でコロナ対策!
是非動画をご覧ください!
リツイート、チャンネル登録も是非お願いします!! pic.twitter.com/DU0gaAJ1Za
— 石男くん@国土交通大臣賞獲得 (@Stoneman_ISHIO) September 16, 2020
建設小町とかドボジョとか
ネーミングセンスがないなと
思うのは私だけだろうか。
ちなみにセコカンは最悪!
なんかセコイ感じがする。— アルノ@施工管理技士てかゼネコン現場監督 (@arno011201) September 24, 2020
「ドボジョ」の類義語
ドボジョの類義語は、「けんせつ小町」です。
一般社団法人日本建設業連合会が、2014年に、建設業で活躍する女性の愛称を募集し、2940件の応募の中から選ばれた呼称です。意味は、建設業で活躍する女性です。
「ドボジョ」の対義語・反意語
ドボジョの対義語・反意語はありませんでした。