「介護休業」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「介護休業」の意味とは

介護休業とは、労働者が、要介護状態の対象家族を介護するために法律で定められた休業という意味です。
要介護状態というのは、負傷や疾病、または身体上もしくは精神上の障害によって、2週間以上の常時介護が必要となる状態のことを言います。
対象となる家族1人につき、通算93日までの期間、3回まで分割し取得可能です。

「介護休業」の間の賃金

介護休業には、法的に賃金の支払いについて定められておらず、会社によって取り扱いが異なるので確認が必要です。
しかし条件を満たすことで雇用保険の「介護休業給付」を使えます。
この場合、賃金の67%相当額の給付金の受給が可能ですが、会社経由でハローワークへの申請が必要です。

「介護休業」を取得できる人

介護休業を取得できるのは、雇用期間が一年以上あり、対象となる要介護状態の家族がいる人です。
また、介護休業実施の予定日から、93日経過後、6か月以内に労働契約期間が満了することが明らかではないことも条件となります。
雇用形態は正社員や派遣社員、契約社員、アルバイト、パートなどを問いません。
反対に、入社後1年未満の人や、申し出の日から93日以内に雇用が終了する人、週の所定労働日数が2日以下の人は対象外です。

「介護休業」の申請方法

介護休業は、事業主に対して申請します。
開始予定日・終了予定日を決め、開始日の2週間前までに会社に必要書類の提出が必要です。
介護休業は会社や一緒に働く仲間にも影響を与えるため、わかった時点で早めに申請しましょう。

「介護休業」の例文・用例

介護休業

介護休業を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●同僚が明日から介護休業に入るから、俺がその分しっかりチームを率いらないと。
●ここは、みんなが遠慮なく介護休業を取得できる良い職場です。

SNSでの「介護休業」の使われ方

「介護休業」の類義語

介護休業の類義語はありませんでした。

「介護休業」の対義語・反意語

介護休業の対義語・反意語はありませんでした。

一般用語

Posted by 伊藤優依