「序の口」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「序の口」の意味とは

序の口とは、大相撲の番付表に書かれている格付けの中で、最も低い順位のグループのことを指しています。

相撲用語ではなく慣用句として使われる場合には、ものごとが始まって間もないこと、という意味になります。

「序の口」の語源

大相撲には番付と呼ばれる順位表があります。番付は大きく6つのグループに分けられ、上位ランクから「幕内」「十両」「幕下」「三段目」「序二段」という名前がついており、6番目の最も低いランクが「序の口」になります。

番付のランキングが上がっていくことを山登りに例えると、最も低いランクはその山の入り口、つまり上り口になります。そのため、もともとは番付で最も低いランクのグループを「上の口」と呼んでいました。しかし「上の口」だと、ランクが上位であるように見えて紛らわしいので、「上」を「序」に変更し「序の口」と呼ぶようになったのです。

さらにそこから転じて、ものごとの入り口でまだ始まったばかりである、という意味を表す慣用句としても「序の口」が使われるようになりました。

大相撲における「序の口」の基礎知識

序の口は番付の中で最も低い格付けですが、新弟子検査に合格したらすぐに序の口になれるわけではありません。序の口になるためには、前相撲を取って昇進資格を得る必要があります。この資格を「出世」と呼んでいます。

番付の中には人数制限がある階級もあるのですが、序の口には人数制限がありません。そのため、序の口の人数は時期によって増えたり減ったりします。大体40〜50名ほどになることが多いです。

序の口力士に給料は支給されず、年に6回開催される本場所ごとに手当が支給されるのみです。本場所1回につき77,000円で、年間で462,000円となります。非常に少ないように見えますが、彼らは食事付きの相撲部屋で共同生活を送っており、食費も家賃もかからないため、これだけの手当てでも生活していけるのです。

「序の口」の例文・用例

序の口

序の口を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●大相撲が好きで、序の口力士の名前もしっかり記憶している。
●ここまでの作業で相当疲れてしまったが、まだまだ序の口のようだ。

SNSでの「序の口」の使われ方

「序の口」の類義語

相撲用語としての序の口の類義語は、「虫眼鏡」です。

序の口力士は番付の中では最もランクが低いため、彼らの名前は番付表の最下段にとても小さな字で載ることになります。その字はあまりにも細かすぎて、虫眼鏡を使わないと確認できないと言われるほど。そこから序の口のことを別名「虫眼鏡」と呼ぶようになったのです。

また「ものごとが始まって間もない」という意味の慣用句として使われる場合の序の口の類義語は、「初め」「始まり」「最初」「入り口」「スタート」「冒頭」「序盤」「幕開け」「滑り出し」など、数多く存在します。

「序の口」の対義語・反意語

序の口の対義語・反義語はありませんでした。